2015年08月09日

非核三原則はすでに陳腐化

【非核三原則は当然=菅官房長官】
 菅義偉官房長官は6日午前の記者会見で、平和記念式典での安倍晋三首相のあいさつに、昨年まで明記されていた「非核三原則」の文言が盛り込まれなかったことについて、「非核三原則はある意味、当然のことだ」との認識を示した。その上で「(あいさつの中で)『核兵器のない世界』を実現するため世界に訴えていく、という意思表示をしたことで、全て理解されるのではないか」と指摘した。 
(時事通信、8月6日)

これは無理だよな〜〜
禁酒を自認してきた人が、ある日「ビールはアルコール度数が低いから問題ない」と勝手に解禁、いくばくかを経て「ウィスキーは同盟国製品だから率先して飲まないと」とこれも解禁した挙げ句、「でもウオッカは危険だから絶対飲みません!」と強調してみたところで、どれほど信じてもらえるだろうか……説得力なさ過ぎでしょ〜〜
しかも非核三原則は法律ですら無い、ただの政府方針なわけで。

今の法案体系だと、米軍に「これ運んで」と言われて、それに核マークが付されていたとしても、日本政府としては「いやいや、アメリカさんに頼まれたから運んだだけで、まさか核兵器だとは思いませんでした」と答弁すれば済む話なのだ。しかも、実際に何を運んだかについては、全て秘密保護法で隠蔽されるため、それを明らかにしたものは犯罪者として投獄される構図になっている。極論すれば、日本政府が核兵器の開発を始めたとしても、特定秘密に指定されれば、誰も知りようがない。

つまり、非核三原則はすでに陳腐化しており、わざわざ総理が言及する必要など無くなっている。官房長官がわざわざ、「非核三原則はある意味、当然のことだ」と言っているのは、「だって実質的に意味ないんだから言う必要ないよね」という文脈で捉えるべきであり、そこを追及しなかった日本のマスゴミ記者はもはや何の価値も無い連中と言えよう。
posted by ケン at 09:58| Comment(0) | 政治、社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする