2016年01月15日

KM党がダブル選を嫌う本当のワケ

KM党の活動家から笑える話を聞いたので記しておきたい。もちろん本人は大真面目なのだが。彼曰く、「衆参ダブル選挙なんて絶対無理」とのこと。「そりゃそうでしょう、住民票の異動がありますしね」と応じると、「それもあるけど、そうじゃないんだ」と言う。そこで興味を持って「じゃあどんな理由があるんですか?」と聞いてみると、

「衆参同日選になったら、衆議院の選挙区と比例区、参議院の選挙区と比例区で、計4人も候補者の名前や党名を書かせなきゃいけなくなるけど、うちの支持者にそんなことできるワケがない」

とのことだった。その意味するところは、KM党は影響下にある老人ホーム、高齢者住宅にバスで乗り付けて、高齢者を投票所に(強制)動員して、介護するフリをした同行の活動家がKM党候補の名前を書かせているため、4つも書かせようとしたら、老人がパニクって、投票所が混乱に陥り、最悪の場合、この「悪事」が露見してしまうことを恐れているのだ。

「バカバカしい」とは思うものの、彼らは超本気で「同日選なんて絶対に許さない」とボルテージを上げている。私的には、「軽減税率で総理に全面譲歩を強いておいて、そりゃあねぇだろ〜〜」と言いたかったが、狂信者というのは世界が自分たちを中心に回っていると考えている連中だから、火に油を注ぐだけと判断して止めた。

いずれにせよ、少し前であれば、自民党はKM党の要求を無視できなかったであろうが、いまや自公間のパワーバランスは完全に変わっており、自民党内には「KMが五月蠅いこと言ってくるなら斬っても良い」くらいのことを高言するものが増えている。安倍一派が最終目標に改憲を掲げる以上、いずれKM党とは手切れする必要があるからだ。だが、KM党の方は、20年近い連立関係に慣れて自民党を侮り、「自分たちを切れるわけが無い」と高をくくっている観が強い。
現実には、KM党は政権党の利権に完全に絡み取られて、実質従属下に置かれている。当人達は、軽減税率の大幅譲歩によって、「KM党の影響力を天下に示した」と思っているようだが、自分たちの立場にあぐらをかいていると痛い目を見ることになりそうだ。
posted by ケン at 12:53| Comment(3) | 政局ほか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする