2016年07月11日

民進、また都知事候補を決められず

【<都知事選>松沢、古賀氏が浮上 民進都連】
 東京都知事選(14日告示、31日投開票)で民進党都連は8日、前神奈川県知事の松沢成文参院議員(58)と経済産業官僚出身の古賀茂明氏(60)の擁立を目指し、党本部と折衝することを決めた。同日の選挙対策委員会後に都連会長の松原仁衆院議員が明らかにした。松原氏は今後、都連の一任を受けて党本部と協議する。
 同日の選対委で2人を推す声が上がったという。松原氏は松沢氏について「(2012年の)前々回都知事選に立候補している。(かつて旧)民主党の国会議員としても活動した。神奈川県知事として実務的能力も振るった」と説明した。古賀氏に関しては「野党4党の枠組みで戦い得る一人」と述べた。
 都議会民進党の有志は長島昭久元副防衛相(54)を推し、いったんは都連も長島氏を軸に候補者調整を進めることを決めた。しかし松原氏は同日、「野党4党の枠組みとの距離感がある」として、長島氏の擁立は難しいとの見解を示した。長島氏は、安全保障関連法の成立を巡って、旧民主党と共産党が共闘して反対したのを批判したことがある。
 ただ、長島氏は10日の参院選投開票後に態度を決めるとしている。松原氏は「長島氏が11日に判断することを尊重したい」と述べ、長島氏が出馬表明した場合は再調整が必要になると示唆した。
 一方、自民党都連は11日午前に会議を開いて推薦する候補者を正式に決めると明らかにした。10日夜の会議で、都連会長の石原伸晃経済再生担当相が小池百合子元防衛相(63)の出馬表明の経緯を説明した上で、擁立候補についての基本方針を確認する。
(7月8日、毎日新聞)

民進党は先に片山善博氏に立候補を要請しても断られ、某芸能人の自薦は忌避して、身内の中で「ババ」を押しつけ合っている間に「時間切れ」が来そうだ。
記事に上がっている両者も相当に筋が悪く、とても都知事が務まる器では無い。松沢氏は、所属した政党が7つにも及ぶ「政界渡り鳥」で、藤堂高虎並みの節操の無さを誇るが、神奈川県知事としては表現規制以外はまず無難に務めたものの、仕事に飽きて二期で辞めて、自民党から都知事選に出ようとして梯子を外され、戻ることもできずに浪人したという恥ずかしい経歴を持っている。人口の大半が政令市(横浜、川崎、相模原)を占める神奈川なら知事が務まるかもしれないが、中規模国家並みの予算と職員を持つ東京都知事は務まりそうに無い。
古賀氏は、あまりもの変人ぶりで経産省から追放された人物で、これまた大組織のトップが務まるような人物では無い。

もっとも、自民党都議団が担ぐ増田氏も、任期中に放漫財政と緊縮財政を行うという「偉業」をなして、岩手にいられなくなった人物であり、これまた都知事が務まる器では無い。自民党議員からすれば、片っ端から公共事業をやらせることができる「良い器」なのだろう。
「漁夫の利」を得そうな小池女史は、業界用語的に「誰とでも寝る」典型で、権力の臭いをかぎ分ける本能は業界随一かもしれないが、それだけの人物であり、やはり東京の長に相応しくは無い。事前予想では小池氏がダントツだが、いかんせん女性からの嫌われようがハンパ無いので、選挙が始まってみないと分からない。

いずれにせよ、自民も民進も、「次のタマ」を用意する前に舛添氏のクビを取ってしまい、取ってから「候補がいない」と大騒ぎしている。「泥棒を見て縄をなう」という諺を子どもに説明するには最適だが、主権者にとっては最悪の事態となりつつある。
posted by ケン at 15:31| Comment(0) | 政局ほか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする