2016年07月17日

GMT社 スペイン内戦を初プレイ

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5年前に購入して放置していた、GMT社「スペイン内戦」を初プレイ。ルールもいつの間にか第二版になっていた。日本ではあまり馴染みのないテーマで、ネットを散見してもあまりプレイされていないようで、なかなかプレイする機会に恵まれなかったが良いチャンスが訪れた。3人でプレイして、ケン先生は初プレイなので、国民戦線(ファシスト)軍の北部を担当した。

奇をてらわないオーソドックスなルールではあるのだが、イベントや例外事項が多く、途中で部隊が撤収したり、ビルドアップしたりするので、プレイ上はやや煩瑣。また、必要なルールがどこに書いてあるのか分かりにくいという、検索上の難もある。が、慣れてしまえば、むしろ簡単なルールで、サクサク進むのではないか。
この日はルールを確認しながら、4時間弱で6ターンまで、ようやく部隊のビルドアップ(戦力強化によるユニットの置き換え)が始まったところで終わった。独伊ソなどが介入を本格化し、軍編成も民兵から正規軍に変化してゆく過程が分かる。

最初の数ターンは、どちらも民兵ばかりで戦闘力も1、2が中心で、攻撃側のファシストも2〜3箇所で攻撃できれば御の字という具合で、なかなか進まない。ただ、フランコ将軍率いる「アフリカ(植民地)軍団」が一人気を吐いている程度。
一方の人民戦線側は「寄せ集め」具合がもっと酷く、共産党の部隊は他党派とスッタク不可とか、攻撃するにもダイスを振って「命令に従うかどうか」チェックを行うなど、そもそも統一した指揮を執るのが困難な情勢にある。
しかも最初は双方とも弱ZOCであるため、基本的に全戦線をユニットで占める必要があり、緩やかにしか進まない。だが、戦闘結果は意外とブラッディで、双方どんどんユニットが失われてゆく。
この日は、ファシスト側のダイスが良好で、損害が少なかったため、人民戦線側をかなり押し込んでいたが、攻撃側の損害がかさむと、あっという間に攻撃継続が難しくなりそうで、振れが大きい作品なのかもしれない。
ただ、見た感じでは、人民戦線側は防戦一方で、なかなか厳しいように見える。まぁ史実もそうだったわけだが。

前半3分の1をプレイしただけなので評価は難しいが、率直に言えば、プレイヤーとしてのカタルシスには欠けるかもしれないが、史実再現性の高い好ゲームと言えそうだ。スペインでは、動員率の高さもあって、必ず先祖の誰かがどちら側かで参戦したような内戦であり、現代スペイン人的には熱いテーマなのかもしれない。
次回はもう少し先までプレイして、ビルドアップ・列強介入後の展開も見てみたい。
posted by ケン at 12:00| Comment(2) | ゲーム、囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする