2016年07月21日

勘違いしながら膨張する公調

【「国際テロ情報を収集せよ」 インテリジェンス・オフィサー体験ツアー 大学生募集】
 フランスやベルギーでのテロ事件など国際テロ対策の重要性が指摘される中、テロなど公安情報の収集・分析を行う公安調査庁は、現場の「インテリジェンス・オフィサー」(情報調査官)を体験できるツアーを開催する。1日から公安庁のホームページで参加者を募集する。対象は大学1、2年生で定員は10人程度。8月30日に公安庁(東京・霞が関)の庁舎で行う。ツアーでは、チーム分けされた参加者がインテリジェンス・オフィサーとして、宗教をバックグラウンドに持つ架空の国際テロ組織の動向を調査する。現役のインテリジェンス・オフィサーがふんする関係者と接触し、聞き込み。収集した情報からチームでテロの脅威などを分析し、首相官邸に報告書を提出する「インテリジェンス・サイクル」を体験する。このほか、現役職員との座談会なども行われる。東京五輪を4年後に控え、インテリジェンスの重要性を理解してもらうことが目的。締め切りは7月末。詳しくは公安庁ホームページで。
(2016.07.01、産経新聞)

人から教えられたのだが、冗談だと思ってみたら本当だった。
でも、大学1、2年生で公調のスパイになりたいと思う人って、どうなんだろう。つまり、内務省勤務じゃなくて、最初から特高勤務を前提としているわけで。伯父上のように、キャリアで内務省入りしたら、特高に配属されちゃったというなら分かるけど、これはちょっと、ねぇ。
そもそも、こんな「官製ツアー」に応募してノコノコやって来るような警戒心の無い若者に、スパイや秘密警察官が務まるとは、とても思えない。

ただでさえ公調は、東京五輪を名目に職員を1500人から2千人に増員しつつあり、「3年で33%増」という肥大化が進んでいる。
テロの対象にされるようなイベントを、国際情勢が不穏な中、わざわざ自国で開催して、巨額の予算を付けて治安組織を拡大、市民監視を強化しつつ、同時に巨大イベントを政治的プロパガンダに転化する手法は、まさに1936年のベルリン五輪におけるナチスを彷彿とさせる。

これも「ナチスの手口を学べ」ということなのだろう。

【参考】 公調をテーマにしたラノベ
・キノコ煮込みに秘密のスパイスを 
posted by ケン at 12:44| Comment(2) | 政治、社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする