2016年09月14日

民進党代表選は頓死状態

【蓮舫氏、台湾籍認める=「記憶不正確」と謝罪】
 民進党代表選に立候補している蓮舫代表代行は13日午前、記者会見し、父親の出身地である台湾(中華民国)籍が残っていたことを明らかにした。台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)から12日夕に確認の連絡を受けたという。蓮舫氏は「記憶の不正確さから混乱を招き、おわびする」と謝罪した。蓮舫氏は旧民主党政権で、台湾籍が残ったまま閣僚を務めていたことになり、波紋が広がりそうだ。ただ、15日投開票の代表選を辞退する考えはないと強調した。蓮舫氏はこれまで、日本と台湾のいわゆる「二重国籍」を否定。17歳だった1985年に日本国籍を取得した際、父親とともに代表処へ出向き、台湾籍放棄の手続きを取ったと説明していた。しかし、手続きが済んでいたかは「確認中」として、6日に改めて台湾籍放棄の手続きを申請した。蓮舫氏は会見で「(台湾籍放棄)手続きが完了すれば、籍に関することは最終的に確定する」と述べ、手続きが終わるまでなお時間を要するとの認識を示した。 同時に、二重国籍批判に関しては「これまで政治家としては日本人という立場以外で行動したことはない。日本人として日本のために働いてきたし、これからも働いていきたい」と釈明した。 
(9月13日、時事通信)

重国籍状態だったこと自体は、さしたる問題ではない。彼女の親が手続きを怠ったか、ないしは意図的に台湾籍を残したことを子に伝えていなかったことが問題であって、その責は親にある。とはいえ、不確かな記憶を基に違法状態を続け、自ら確認を怠ってきたことは、彼女の責任であり、リスク管理能力に難があることを示している。

今回の件も、最初から「そんな問題な存在しない!」「そんな質問自体が差別を助長するものだ」と強行突破を図っていれば良かった話で、答弁を二転三転させた挙げ句、自らの手でパンドラの箱を開けてしまったのだから、もはや擁護する術も無い。
ウソというのは、数を増やせば増やすほど虚偽性が暴露されるものであり、少なくともリスク管理上は「重国籍問題など存在しない」の一点に抑えておけば、マスゴミは確認する術がないため、せいぜい周辺からネチネチとゲリラ攻撃することくらいしかできなかったはずだった。ところが、答弁を二転三転させたため、「ウソの上塗り」が始まって追及を激化させてしまったのだ。
今となっては「ウソつきレンホー」と詰られても返せる言葉も無い。仮に代表に当選したところで、延々と攻撃され続けるだろうし、安倍内閣の支持率が高まっている今、年明けに解散総選挙を打ってくる可能性すら出てくる。そうなれば、再び虚偽答弁と重国籍批判が高まって、民進党は大敗するだろう。
本来ならレンホー氏は立候補を辞退すべきだった。先に虚偽答弁あるいは違法状態の責を認めて辞退しておけば、次の機会もあったかもしれないが、彼女はここで強行突破を試みた。都知事をフイにして代表選への出馬にこぎつけたのに、それを放棄することなどできないのだろう。「コンコルドの誤謬」である。

だが、ここで彼女が落選した場合、今度はリベラル派から「民進党は民族差別するのか」「人権意識が無い」などとの批判が高まり、これはこれで本来の支持層から失望されて、やはり次の総選挙で大敗を喫することになるだろう。

つまり、今回の代表選は既に頓死状態にある。

【追記】
「センテンス・スプリング」が女史の金銭スキャンダルについて調査を進めているという情報もある。
posted by ケン at 13:47| Comment(7) | 政局ほか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする