2016年12月02日

タクシーにも乗れない時代

【ASKA容疑者、車内映像提供のタクシー会社が謝罪】
 覚醒剤を使用した疑いで歌手ASKA(本名・宮崎重明)容疑者(58)が逮捕された事件で、警視庁組織犯罪対策5課が、同容疑者が逮捕直前に滞在していた都内のホテルを家宅捜索し、パソコンやUSBメモリーなどを押収していたことが11月30日、同課への取材で分かった。また、同容疑者が逮捕直前に乗車したタクシーの社内映像がテレビで放送されたことで、タクシーグループのチェッカーキャブはこの日、「ご迷惑をおかけした」と謝罪した。
 問題の映像は、タクシー車内に設置されたドライブレコーダーで28日の逮捕直前に記録されたもの。ASKA容疑者が東京・恵比寿でタクシーに乗り込み、運転手に自宅までの道順の説明と、降車の際のやりとりが映っている。
 この映像の放送が、インターネットを中心に物議をかもし、30日放送のフジテレビ系「バイキング」では坂上忍が「あのタクシーに乗ってる映像を、使うこと自体どうなの? ああいうの流しちゃっていいのかな」と疑問を呈した。
 これらを受け、都内の無線タクシーグループ「チェッカーキャブ」が公式サイトで謝罪声明を発表した。ドライブレコーダーについて防犯や事故究明に活用する目的があると説明。その上で、外部への映像提供は、刑事訴訟法の規定に基づく捜査機関からの文書による照会などといった場合だけという。しかし、今回、グループ加盟社が提供してしまったという。
 レイ法律事務所の河西邦剛弁護士は、今回の問題について、「通常、タクシーの中で、録画されて公開されると想定されていませんし、事件に関係のない映像なので、報道に提供する必要性もありません」と解説。その上で、「ASKA容疑者にプライバシー権の侵害で訴えられ、損害賠償責任を負う可能性は十分にある」と話した。
 一方、テレビ局関係者は「被疑者ということで、放送には問題がないという判断なのでしょう」。河西弁護士も「テレビ局には報道の自由がありますので、プライバシー侵害とは一概に言えない」としている。
 また、タクシー会社を監督する国土交通省は、今回の件について「詳細は把握していない」とした上で、「道路運送法に違反しているとはいえない。ただ、情報管理という部分で指導する可能性はある」とコメントした。
(12月1日、日刊スポーツ)

「運転手を守る」などと言って、結局のところは当局とマスゴミにプライバシー情報を売り払う道具だったことが判明した。しかも、記者連中は氏の自家用車を破壊して知らぬ振りを決め込んでいるという。
ASKA氏の同映像は、逮捕前のものであり、肖像権やプライバシー権を侵害してまで公共放送で流すべき公益性は認められない。仮に捜査上の必要性から当局より請求がなされた上でのものならば認められる余地もあろうが、提供先は商業目的のマスゴミであり、これを放送したマスゴミはリベラリズムの何たるかを理解しない、いかなる倫理観も持ち合わせていない自由権を否定する最低のゴミ野郎であることを示した。
タクシー会社は当然のこと、放送局も大いに謝罪して局内を大粛清すべきだ。記事では、「被疑者だからOK」などと言っているが、逮捕前なのだから問題外である。日テレNEWS24は、「ASKA容疑者、逮捕直前の映像を入手」と報じており、ハナから確信犯であったことが分かる。つまり、日本のマスゴミは個人の自由やプライバシーなど全く考慮するつもりがないくせに、「報道の自由」だけは強調する最低のゴミ野郎なのだ。
形式的に謝罪したタクシー会社にしても、ホームページに掲載しただけで、しかも「放送された映像の関係者の皆様におかれましては、大変なご迷惑とご心配をおかけしました」という話で、ASKA氏に対して謝罪しているのか微妙なところだ。まぁ個人を特定するわけにもいかなかったかもしれないのだが。

我々はもはや安心して大通りを歩くことも、タクシーに乗ることも、高速道路に乗ることもできない社会に暮らしているのである。個人の自由を守るためには、報道の自由を抑制する必要があるのかもしれない。
報道の自由が市民に対する暴力となる一方で、権力には一切向けられない結果、権力は暴走し、市民監視を強化して腐敗度を強めている。そして、市民は権力とマスゴミによって二重の暴力にさらされることになる。ASKA氏はその象徴だろう。全体主義のマスコミは犯罪者を「無かったこと」として扱うが、日本のマスゴミは犯罪者ですら無い容疑者に対して社会的抹殺を試みる点で、全体主義以下の存在となっている。
もはやマスゴミの大粛清なくして権力の浄化は不可能だ。
posted by ケン at 12:26| Comment(7) | 政治、社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする