2017年05月08日

15年ぶり?GMT “Paths of Glory”

連休初日はK先輩にGMT 「Paths of Glory」の相手をしていただいた。何と言ってもロシア革命100周年であり、「幼女戦記」アニメ化記念でもある。
キューブリック先生の名画のタイトルにもなっている通り、第一次世界大戦の全容をカードドリブン化した作品で、名作の誉れも高く、制作から20年近く経った今でもそれなりにプレイされているようだ。通称は「パスグロ」。
とはいえ、アニメほどでは無いにせよ、それなりに新作が出ている中でなかなか手が回らないのが現実。こんな腐敗した業界の汚れ稼業なんぞ、さっさと足を洗って引退し、ゲーム三昧の日を過ごしたいと思うのだが、それにはまだ20年以上働く必要がありそうで、とてもそこまで生き延びられる気もせず、考えると憂鬱になりそうだ。

ケン先生も購入した当初に2回程度はプレイしたと思うのだが、それから15年近く経っているような気がする。今回確認したのも2001版のルールだったので、最新バージョンを読み直した。本ブログで紹介していないことを考えても、やはり最後にプレイしたのは2002年とか03年のことかもしれない。
第一次世界大戦のキャンペーンゲームは、日本でこそマイナーなものの、欧米では需要が高いようで色々選択肢がある。だが、やはりヘクスものにしてしまうとプレイ・アビリティが下がるようで、概ねプレイ可能性の疑わしいビッグゲームになっている。その点、本作は、エリア方式、「Point to Point」式、カードドリブンなどを組み合わせることで、「頑張れば丸一日でプレイ可能」なプレイ・アビリティを実現し、一種のデザイン革命を起こした作品でもある。
ただ古い記憶を辿ると、同社の「三十年戦争」と同じ、あるいは史実同様、「とにかく決着がつかず、ダラダラ続くゲーム」という印象は否めない。

今回初めての先輩が連合国、ケン先生が同盟国を担当。私の記憶では、連合国側は無難に対応していれば酷いことにはならないが、同盟国は勝ちに行くのが難しいというイメージだった。

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ドイツ軍は、「八月の砲声」イベントでリエージュを落とした後、その勢いでセダンも落とし、カンブレーの仏軍も排除するも、兵力不足で後が続かない。ブリュッセルも早々に陥落させ、英大陸派遣軍を撃滅するも、早くも戦線が延び延びになってしまう。
フランス軍は敢えて反撃せず、増援と戦力回復に努め、同時にロシア軍の動員や戦時体制の向上に努める。
ドイツ軍の初動は順調だったものの、やや動員が遅れ、戦時体制の移行も進まず、この点は連合国に後れを取ってしまう。
連合国は1915年に入ると、ルーマニア、続いてイタリアを参戦させるが、同盟国側のブルガリアの参戦は遅れ、南欧戦線の手当に戦力を割いたところ、ロシア軍にオーストリアを攻撃され、危険な状態に陥るが、ロシア軍も後が続かず、ドイツ軍の援軍によって押し返される。
15年の後半には互いに消耗戦モードに入って、ダラダラと殴り合いを続けてしまうが、同盟国側は、シナリオ毎の勝利条件的には「ギリギリ負けない」程度のVPを維持していたに過ぎなかった。1916年後半までプレイしたものの、同盟側は「戦線を維持しているだけ」の状態に陥り、時間の都合もあって投了した。

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同盟としては、西部戦線で大ナタを振るった後、返す刀で東部戦線のロシア軍を殴って大打撃を与えるというのが、一つの定石だと思うのだが、今回は独軍の動員が不十分だったことや、ルーマニア・イタリアの連合側参戦が早かったこともあって、思うようにはできなかった。とはいえ、イタリア参戦のタイミングで、イタリア軍を撃破して、半島のVP群を奪取してサドンデスに追い込むという手段もあったわけで、「一体全体、どのタイミングのどれが悪手だったのか」考え込んでしまう。

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やはり本作の同盟は難易度が高そうだ。もう少し研究して今年中にもう一回は再戦したいところである。
posted by ケン at 00:00| Comment(0) | ゲーム、囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする