2017年09月17日

RPGに代えてディセント

主要メンバーの高齢化や社会的地位の変化によって従来のRPG会がほぼ機能不全に陥ったため、月1の同会はボードゲーム会に移行する方向になっている。
今回も私とT後輩の二人になってしまったため、「何すんべ?」と検討した結果、「ディセント」(第二版、完全日本語版)となった。
4年前の記事で紹介しているが、あれから希望は出しつつも、なかなか実現せず、私的には今回4年ぶりに実現した感じだ。とはいえ、オーバーロード(敵役)と英雄の対戦ゲームになってしまったが。

「ディセント」は米Fantasy Fight Games社のファンタジー・ボードゲームだが、TRPGの要素を盛り込んで、一人がダンジョンマスターと魔王軍を担当し、残りの2〜4人がプレイヤーとなる。基本セットでは、プレイヤーはいわゆる「せゆそま」からクラスを一つ選び、各職業に2人のキャラと2つのサブクラスが存在する。つまり、プレイヤーは16種類の組み合わせの中からキャラを選べる。プレイヤーが4人に満たないときはモンスターの数などが調整される。今回はT後輩が英雄二人を担当することで、1対1プレイすることになった。
基本セットだけでマップ用タイルが48枚、フィギュアが39体もあって、箱自体が相当に大きく、本来的には車社会のアメリカンな作品である。

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ルールは前回インストールしてあるので、今回は拡張キットの「廃墟の迷宮」のキャンペーンをプレイすることに。キャンペーンは8個のシナリオで構成されるが、1つのシナリオをプレイするには2〜3時間かかるので、普通は1日で2、3シナリオしか進まない。次回以降プレイヤーが増えた場合は、臨機応変に対応したい。

この日は導入シナリオ「破滅を招く囁き」とアクトT「盗賊団の英雄」「バリスの墓所」の3つで終了。拡張キットの新キャラ(クラス)の「ビーストマスター」(戦士)と「呪縛師」(魔術師)で始めるも、「盗賊団の英雄」で全く歯が立たず、「これではどうにもならない」ということで、キャラを替えてやり直すことになった。RPGの基本ではあるが、シーフ系のいないパーティーというのは相当に辛いものがあり、案の定、全く探索する余裕が無く、装備アイテムが手に入らず、どんどん苦しくなったためだ。

そこで基本セットの「ネクロマンサー」と「盗賊」に立ち返って再挑戦。ネクロマンサーはスケルトンを使徒として操ることができるので、特に少人数パーティーの時は手数が増えて有用だ。盗賊は通常は隣接マスだけの探索が「3マス以内」になるので、これも有用。
だが、それでも「盗賊団の英雄」では遭遇T、遭遇2ともに敗北(オーバーロードの勝利)に終わった。拡張キット用のモンスター「ヴォルクリックス・リッパー」のチャージ(移動して攻撃)が猛威を振るったためだ。ゾンビの「わしづかみ」(移動不能攻撃)も地味に効果があった。
各シナリオで英雄が勝つと、金貨やアイテムがもらえるが、逆にオーバーロードが勝利すると魔王用の手札が強化されたり、モンスター(副官)が装備するアイテムが支給されたりするので、キャンペーン・ゲームは非常に危ういバランスの上に成り立っている。

だが、「バリスの墓所」では遭遇1は英雄が楽勝、遭遇2はギリギリのところで英雄が勝利した。遭遇1の勝利で得た優勢が無ければ、一手番足りなかったところだっただけに辛勝と言えよう。
ネクロマンサーは使徒(スケルトン)で手番が増えるのは良いが、盗賊と二人ではいかんせん非力なので、ダメージ・ディーラー不在という弱点をいかに克服できるかが今後の課題となるだろう。

マップが広いわけでは無く、プレイヤーの選択肢も必ずしも多いわけではないが、常に「最も効率的な行動」を心がけないと、あっという間に負けてしまうシビアさがあるので、難易度の割に意外に考えさせられるゲームなのだ。
posted by ケン at 12:00| Comment(0) | ゲーム、囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする