2017年11月15日

立民は失速中

この週末で各メディアが支持率調査を行っている。括弧内は前回比。
【NHK】
自民 37.1(+4.3)
立民  9.6(+3.0)
KM  5.2(+0.9)
希望  3.2(-2.2)
NK  3.1(-0.3)
民進  1.3(+0.3)
維新  1.1(-0.6)
社民  0.6(±0.0)

【朝日新聞】
自民 37(-2)
立憲 12(-5)
希望  3(0)
KM  3(-1)
NK  3(0)
維新  2(0)
社民  1(1)
民進  1(+1)
支持政党無し 30(21)

相変わらず自民党がダントツで、内閣支持率を含めて選挙後に支持率を上げる傾向にある。
とはいえ、KMと維新を除く野党も20%前後を取っているので、自民党が圧倒的に見えるのは、少数野党が分裂していることが大きいとも言える。また、民進党は分裂前には5〜7%しか支持率が無かったが、三分裂後には合計すると15%以上になるので、「分裂して支持率が2倍以上になった」と強弁することも不可能では無い。
全体的には、朝日新聞の数字が示すとおり、もともと無党派だったものが選挙に際して立憲民主党を支持、選挙後に無党派に復帰しつつあると考えるのが妥当かもしれない。

自民党が固定的な支持を得ているのに対し、立憲の支持は無党派に支えられた脆弱なものであると言えるだろう。
本来であれば、立憲は総選挙で盛り上がった熱を利用して、大々的に党員募集をかけ、党組織を拡大すべきだったが、いかんせんにわか作りの政党で、政党職員すらいないという状況の中、機を逸しつつある。せめて外注してでも、ネット上で党員登録するシステムを提供できなかったのか、悔やまれるところだ。もっとも、党規約や党員の権利、あるいはそもそもどのような党組織や理念をめざすのが決めないで、党員だけ集めてみたところで、結局のところトップダウン型の組織になって人が離れてゆくだけなので、どのみちダメだったかもしれない。

現状では、立憲は三分裂の影響と連合の妨害もあって、当面、党組織づくりには難航するとみられる。また、イデオロギーや理念を整備する余裕も無く、国会対応と次の選挙準備で手一杯な状況が続きそうだ。結局のところ、党員も党組織も無い議員政党であるが故に、「上から下をつくる」ことは難しいのだろう。このまま行けば、民主党の二の舞となりそうだ。
posted by ケン at 12:10| Comment(2) | 政局ほか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする