2018年02月04日

アナログで京都

正月明けに京都に行った際、ネガカラーで撮影した写真を先日プリント。
FUJIFILM GA645、同PRO160NSを使用。

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修復を終えた宇治平等院。秋は大混雑だったらしい。

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宇治・萬福寺にて。

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西山・善峯寺。

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東寺・観智院にて。
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2018年02月03日

14ノットしか出ない巡視船−いつの時代?

【巡視船発注したら…重すぎて速度出ず 納品断念 川崎】
 川崎市は25日、老朽化した市の巡視船「つばめ」(約28トン)の後継船が完成したものの、船体が重すぎて市の求める速度が出ないため、業者との建造契約を解除すると発表した。当面、「つばめ」を使い続けるという。
 市によると、「つばめ」は1974年建造。湾岸部の工場地帯を海上から巡視してきた。老朽化したため市は30トン級の船の新造を決め、入札を経て2016年春、横浜市の造船会社と契約を結んだ。建造費は約2億7200万円。就航予定は17年4月で、名称も「かもめ」と決まっていた。
 同社は17年3月、市から求められた「19ノット以上」の速度が出るか試験運航をしたところ約14ノットしか出なかった。重さは30トンの計画だったが45トンあった。軽量化を試みたが昨夏の試験でも14ノット止まり。今月に入り、市に「納品断念」の連絡をしてきたという。
 同社は「建造時、重量の管理をきちんとしていなかった」と説明しているという。市が建造費を負担することはないといい、賠償金のほか、運航が続く「つばめ」の使用・維持管理の費用も同社が払うという。市の担当者は「こんな事態は聞いたことがない」と驚き、「新たな船を極力早く造る」と話している。
(1月28日、朝日新聞)

「市から求められた「19ノット以上」の速度が出るか試験運航をしたところ約14ノットしか出なかった。重さは30トンの計画だったが45トンあった。」

おいおい、いつの時代だよ、「昭和」17年かよ。
当該企業のHPを見る限り、本来は鉄鋼屋で、船舶修理や作業船の建造は行っているようだが、高速船の実績は無さそうだ。とはいえ、

「ゼネコンの船舶・機械部門から独立した技術と経験を活かし、自航・非航を問わず作業船の建造・改造は得意の分野」

と宣伝しており、非常に痛々しい。
現実的には入札の不備と、「とにかく何でも良いから仕事を拾ってこい」という昨今の企業文化の賜物なのだろうが、「技術大国日本」の凋落と行政の劣化を示すものになっている。
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2018年02月02日

イズベスチヤ化するNHK

【「ことしはウナギの供給不足に陥ることない」農相】
 ウナギの稚魚の「シラスウナギ」の漁獲量が極端に減少していることについて、齋藤農林水産大臣は、23日の閣議のあとの記者会見で、ことしの夏の「土用のうしの日」にウナギが極端な供給不足に陥ることはないという見方を示しました。
 養殖ウナギの稚魚の「シラスウナギ」は今シーズンは漁獲量が減少していて、水産庁のまとめによりますと、国内の養殖池に先月入れられたシラスウナギは0.2トンと、前の年の同じ時期のわずか3%にとどまっています。
これについて、齋藤農林水産大臣は、閣議のあとの記者会見で「シラスウナギの漁獲量は年によって変動が大きいものだが、これまでのところ不調だ。海流など海洋の環境が影響していることが考えられるが、今後、回復するかどうか状況を注視したい」と述べました。
 そのうえで、今後のウナギの供給については、「ことし出荷されるウナギは、前のシーズンに漁獲されたシラスウナギが育てられたものが多い。前のシーズンの漁獲量は平年並みだったので、極端な供給不足に陥ることはないのではないか」と述べ、ことし夏の「土用のうしの日」への影響は限定的だという考えを示しました。
(1月23日、NHK)

「ことしはウナギの供給不足に陥ることない」

この辺の言い回し、ソ連帰り、全体主義学徒的にはピピッとくるものがありますな(微笑)
ウナギを食肉とか石鹸とかに置き換えれば、もう1980年代のソ連・東欧。

ウナギは完全に食べ尽くしたものと見て良いだろう。他にも今期はサケ、サンマ、マグロ、カツオなどが不漁で、特にサンマは歴史的不漁だという。また、マグロは世界的な需要高から天然物の絶滅が危惧されている。

世界的影響の大きい絶滅の可能性には言及することなく、ただ単に「国民をいたずらに混乱させないため」に事実を最大限に歪めて報じる姿勢は、もはや全体主義国のそれと同様だ。
その意味でもNHKは戦後民主主義における公共放送の役割を負え、権威主義政府に奉仕する機関へと変貌を遂げつつあることを示している。
posted by ケン at 12:10| Comment(2) | 政治、社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月01日

パリ市が万博断念

【パリ万博、仏政府が断念 財政上の懸念理由に】
 大阪が誘致を目指す2025年の国際博覧会(万博)について、パリ郊外サクレー地区を候補地として挙げてきたフランスの誘致委員会のジャンクリストフ・フロマンタン会長は22日、記者会見し、「ゴール直前で誘致をあきらめるのは遺憾だ」と述べ、仏政府による誘致断念を公式に認めた。
 仏メディアによると、フィリップ仏首相は万博の誘致関係者らに送った書簡や電話で、民間からの投資不足や入場者数予測の見通しの甘さによる財政上の懸念を表明し、国として立候補の取り下げを決めたと告げた。
 会見でフロマンタン氏は「万博計画は公的資金の投資がない前提で立てられ、国も認可していた」と説明。万博に予測されたほどの経済効果が期待できないとの政府側の主張を「ウソで公平でない」と批判した。
 候補地を含む自治体であるイルドフランス地域圏のペクレス議長も21日、「採算が合わないと一方的に決めつけている」と仏ラジオでフィリップ氏の判断を批判するなど反発が広がっている。
 万博誘致を巡っては、パリ郊外サクレー地区が大阪の最大のライバルとみられてきた。ほかに、ロシア中部のエカテリンブルク、アゼルバイジャンの首都バクーが立候補している。開催国は、11月の博覧会国際事務局(BIE)総会で行われる投票で決まる。
(1月22日、時事通信)

【万博誘致「気緩めず拍車」=仏断念で世耕経産相】
 世耕弘成経済産業相は23日の閣議後の記者会見で、大阪が誘致を目指す2025年の国際博覧会(万博)をめぐり、フランス政府が立候補を取り下げる方針を固めたことに関し、「正式に発表されていないので、日本政府としてのコメントは控えたい」と断った上で、「気を緩めず、オールジャパンの体制で誘致に向けた取り組みに一層拍車を掛けたい」と述べた。25年万博は日本のほか、ロシア、アゼルバイジャンも立候補している。
(1月23日、時事通信)

五輪誘致を取り下げたローマ、ハンブルク、ブダペスト、ボストンらと、五輪、賭博、万博とハコモノつくって集客、収奪することでしか成り立たなくなっている日本は、一体どこが違うのだろうか。
民意に基づいて選出された行政の長が五輪返上を申し出るのだから、そこには「巨額の税金を投じて祭りを開催することの不健全性」が民意として自覚されていると解釈すべきなのだろう。これに対して、日本の場合、民意が「御上が主導して祭りを開く」ことを求める傾向が強い。ミニマムな話だと、自治体が成人式を開催するのも同じ理由からだ。

財政難で民生を優先するためにイベントを断念する欧米諸国と、財政難で民生が犠牲にされる中でイベントを「オールジャパンで進める」と言ってしまう日本、その民度の差(鼎の軽重が理解できない)は今後ますます日本をどん底に突き落としてゆきそうだ。
posted by ケン at 12:38| Comment(0) | 政治、社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする