2018年03月10日

GMT A Distant Plain 第二戦

現代のアフガニスタン内戦を描いたGMT社「A Distant Plain」を再戦。半年ぶりとなってしまったため、ルールを読み直すも、相変わらずナゾが多く、初プレイのようにルールを確認しながらのプレイとなった。

有志連合軍によるアフガニスタン侵攻後を描くが、各プレイヤーは、多国籍軍(連合諸国)、カブール政府、軍閥、タリバンを持ってアフガニスタンの覇権を争うが、通常のゲームと異なり、皆が領域や経済力の大小を競うわけでなく、各自が異なる勝利条件を有し、その勝利条件が微妙に他と競合する構造になっている。

今回は一人キャンセルとなったため、3人プレイとなる。この場合、2つの選択肢があって、一つは多国籍軍プレイヤーが軍閥を担当しつつ、両方の勝利条件を満たさなければならない方法。もう一つは、手動AIとも言うべき、一定の基準に従って軍閥を自動行動させる方法である。
前者は負担が大きそうなので、後者を選択するが、ルールを確認しながらなので、ますます時間が掛かってしまう。

シナリオは2009年のショート・シナリオ。オバマ米大統領が「アフガニスタン重視」を宣言し、米軍の増員と援助増を行ったところからスタートする。
K先輩が多国籍軍、T後輩がカブール政権、ケン先生がタリバン、軍閥はAIという構成でスタート。いきなり、パキスタンが親米路線となった上、タリバンが経済制裁を受け、タリバン的にはセットアップから厳しい上に、非常に苦しい展開に。私がタリバンを持った前回もそうだった(泣)

カブール政府は多国籍軍と連携しつつ、支配地を広げつつ、地道に私腹を肥やしてゆく。本来は、タリバンと軍閥がこれを妨害するわけだが、タリバンは上記のように苦しい展開だった上、AI軍閥は金儲けに熱心で、カブール政府の支配地拡大には興味が無かった。軍閥は「誰も支配を確立していないエリアの人口値」がVPとなるため、プレイヤーが担当していれば、今少しは政府軍の進出を抑えられたはずだった。
多国籍軍は多国籍軍なりに腐敗撲滅運動に従事するが、政府が腐敗する方が早かった。

後半、タリバンはパキスタン政府と関係を改善、カブールにまでセルを進出、タリバン支持も広げてゆく。一時はタリバンが勝利条件を満たすも、タイミング良いところでプロパガンダ(終了)カードが出ず、3枚目のカードが出たところでカブール政府が勝利、サドンデスとなった。

今回も多国籍軍が何回かタリバンを空爆した程度で、戦闘らしい戦闘は一、二回しか起きなかった。一応、カブール政府の勝利に終わったとはいえ、米軍が全力で展開中にもかかわらず、タリバンは全く健在で、辺境に行けば、軍閥の運営するケシ畑がエリア中に広がっている有様であり、「これで政府の勝利と言われても・・・・・・」という状態だった。

相変わらず何をすべきかよく分からないゲームな上、派手な展開があるわけでもないのだが、どこまでもブラックかつニヒルなテイストが好きすぎる作品である。
posted by ケン at 13:00| Comment(0) | ゲーム、囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする