2018年06月03日

サイズ−大鎌戦役 第二戦

アークライト社『サイズ−大鎌戦役 完全日本語版』の二戦目。
戦間期(一次と二次)の東欧を模したSF的な仮想世界を舞台とし、国家間の発展を競うボードゲーム。
国民を動員し、資源を生産し、軍事力を強化し、必要な場合は戦争を行い、勝利得点(コイン)を積み上げてゆく。10通りある国家目標のうち、いずれかのプレイヤーが6個を達成した瞬間にゲーム終了となり、得点計算がなされ、VPの多かったものが勝利する。VPは総合的に計算されるため、むやみに国家目標のみを追求してゴールインしても、得点で負けるということもあり得る。

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5つの国と5種類の生産ボードの組み合わせがあるため、25種類のパターンが存在する。そのため、プレイごとに「前回とは何か違うな」と思いつつ、慣れてくる頃には中盤か終盤という感じになってしまう。

今回も4人プレイとなったが、うち一人は初めてで、その場でルールを説明。残る三人も四ヶ月ぶり二回目なので、初めても同然ではあるが。
6時間で2プレイ、一回だいたい2時間半くらいかかる。必ずしも長考するゲームではないし、他者と交渉するわけでもないのだが、何手番か先まで考えて行動しないと、「あれ、自分何したかったんだっけ?」となってしまう恐れがある。一見、無数の選択肢があるように見えるのだが、効率の良さについては優劣があるのは確かなので、見極める必要がある。

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本作は一人プレイの箱庭的要素が強いものの、誰かが勝利に近づくと、いきなり邪魔してきてゲームが乱れる傾向があり、「終わらせ方」に工夫が求められる。しかも、無理して終わらせると、得点計算で他者に負ける可能性もあるため、ゴールインとVP計算を同時に考えねばならないところが難しい。
実際、一回目はO先輩が戦闘勝利と戦略目標を同時に達成してダントツ一位に輝き、二回目はケン先生が最大戦力と建造物マックスを同時に達成して一位で終了した。
2回プレイして戦闘が発生したのは2回だけ。戦勝は国家目標の一つではあるが、投入した分の戦力を失うこと、戦勝そのものから得られるものは少ないこと、他国を警戒させてしまうことなどから、戦勝逃げ切り型以外は好ましくないため、行動の容易さに比して選択が難しくなっている。この辺はなかなかよくできていると思う。
posted by ケン at 12:00| Comment(0) | ゲーム、囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする