2018年06月16日

数年ぶりにアグリコラ

メンバーの変更があり、当初予定していたゲームができなくなったため、人数調整可能なゲームをということで、T後輩が未プレイということもあり、『アグリコラ』(アークライト)をプレイすることとなった。下手すると、10年ぶり近い。

本作は17世紀のドイツを舞台に、各プレイヤーは農場経営者として、様々な技術を開発し、職能を身につけながら、畑を耕し、小麦や野菜を育て、羊や牛などの牧畜を営んでいく。最終的には、家族の多さ、農地の広さ、家畜の数、技術の進歩度合いを換算して、優劣を競う。

今回は、自分も含めて超久しぶりの人と未経験者しかいなかったため、オリジナルのセットのみで開始。ルールはシンプルだし、目指すところも「畑を耕し種を植え、様々な家畜を飼う」という点で皆共通しているだけに、本質的には難しいところは何も無いはず。
だが、技術カードと職業カードで300枚もあり、うち各々7枚が手札として配られてプレイするわけだが、これをどう扱えば良いのかが難しい。これらは、手番(アクション)とコストを払うことで、通常のアクションでは得られない特典・ボーナスを得ることを目的としている。だが、そこから得られるボーナスが、いかにゲーム目的につながるのかが、非常に判別しにくく、「何を出すべきか」「通常のアクションの方が得かも」というところで頭を悩ますことになる。

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この日はまず3人でプレイし、後にO先輩が加わって4人で2回、計3回プレイして、全てケン先生が勝利するところとなった。O先輩が独自路線を行き、「家畜専科」「カード専科」路線を突き進んで、ともに得点を伸ばせなかったことが大きい。
K先輩とT後輩には、「このゲームはバランスが大事」「いかにマイナスを減らすかを考えてください」と指針は示したつもりだったのだが、お二人とも手が伸びていなかった。

本作は有限確定(手数と選択肢に限りがあり、ダイスなどの運要素が無い)である上、技術カードと職業カードを除けば、完全情報(他プレイヤーが何をする、したか明確)という点、同様にカード以外は同じ状態から始まり、手番数も当初は共通して2アクションで、異なるのは順番と順番に伴う食事駒の数だけなので、誰しもが最適解に近い選択肢(アクション)を採りうる作品のはずだ。
要は、畑を耕して種をまき、柵で囲んで牧場をつくって家畜を飼い、家を建てて家族を増やすことが目的であり、それを最も効率よく達成した者が勝利するという話である。ただし、他プレイヤーが先に選択したアクションは選べないため、常に次善の策を準備しておく必要があるが、本当に必要なアクションがある場合には、先にスタート・プレイヤーを採るアクションをすれば良い。
これがなかなか「言うは易し」のようで、だからこそデザイナー氏はソロプレイで鍛えることを推奨しているのだが・・・・・・

今回プレイして思ったのは、「投入できるリソースが明確」「勝利目標が明確」「選択肢が(比較的)明確」という点。これらはどのゲームをプレイするにしても必要な要素・能力・思考パターンであるだけに、ゲームプレイヤーとしての基礎能力を鍛えるには非常に良い作品ではないかと考えている。
posted by ケン at 12:00| Comment(0) | ゲーム、囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする