
かつてラオス軍がソ連軍より貸与され、現役使用中の戦闘可能状態にあるT34-85を30台、ロシアに返還したという。
映像を見る限り、生産工場から出てきたかのように錯覚してしまうほどだ。
同戦車は1944年から46年までに約3万両が生産され、その後東欧諸国がライセンス生産で約5千両を生産している。
その兵器としての優秀性は、何と言ってもラオス軍に象徴される耐久力で、古くはベトナム戦争、中東戦争、アフリカ諸国の内戦を始め、最近では先のグルジア紛争やウクライナ内戦あるいはアフリカ各地の内戦でいまだ現役稼働していることが証明している。
なお、ロシア側は映画撮影やパレードなどでありがたく使わせていただく、とのこと。