2019年01月21日

2018-19年度前期課程終了報告

おかげさまをもちまして、無事前期課程が終了しました。
記事にするほどの問題はなかったのですが、課題を残す結果となったことは否めません。
ある試験は平均点を76-77点で想定したところ平均71点で赤点が続出する事態となった一方、別の試験は平均点を82-83点で考えたものの、実際には満点が出て平均も88点になってしまう結果となりました。
教員としてはこの誤差を二点、せめて三点以内に抑えたいわけですが、まだまだ感覚が取り戻せていないということでしょう。もっとも教員復帰後、最初の本格的試験である上、当局の命令で11月半ばには問題を提出させられているので、今回は致し方ないと思う次第です。

誤差が大きかった理由の一つは、中国人の試験熟練度を甘く見た点にあります。前者の低得点試験は自由筆記を中心とする作文などの試験だった一方、後者の高得点試験は日本事情に関する丸暗記問題だったからです。
後者については、論文式にすると日本語能力を問う試験になってしまうため、それを避けるために選択式の知識問題にしたわけですが、中国学生の暗記能力の想定が甘かったということでしょう。
逆に自由作文になると、途端に惨憺たる状況になり、ひたすら甘めに採点してもかくなる結果に終わりました。
この辺のバランスをどうするか、あるいは後期の授業にどう繋げるかが、今後の課題です。

あと試験そのものとは別の話になりますが、成績評価に関する事務作業が非常に膨大かつ煩雑で、随分と時間を取られてしまいました。中学高校かよ、と思うくらい出席や宿題・課題の評価が細かく、しかも指定の書式に従って紙とデータの両方を提出する必要がありました。一から全部教えてもらってやるわけですが、教えてもらってもミスが続出して、最終提出に至るまで結構苦労しました。事務作業が得意な私がこれだけ苦労するのだから、普通の人は相当に苦労すると思います。
もっとも、これは学校によって大きく異なるらしく、私の勤務校が細かすぎるとのことではありますが、あまり気休めになりません。まぁ一度やれば二度目以降はもう少し楽になるでしょう。

赤点(平常点を合わせた総合成績60点以下あるいは本試験で50点未満)を取ると追試になるわけですが、赤点を取ったものはもともと士気が低いので、追試をしたところで合格する確率は高くありません。ですので、本試験で50点台だった学生はできるだけ平常点で「調整」して合格させてしまいます。現在の中国では、よほどのことが無い限り落第させず、卒業させてしまうので、面倒なだけだからです。
それでも本試験で50点未満だったものは、手の施しようがなく追試となってしまうわけで、今回は一人追試になってしまいました。まぁ残業みたいなものです。

普段の授業や指導についても色々反省すべき点があると思いますが、その辺はもう少しゆっくり考えたいと思います。
まずは少し休んで、採点と成績付けでとっちらかっている部屋を整理、掃除して、ゆるゆるとお土産を買って、来週帰国します。
posted by ケン at 12:00| Comment(0) | 教育日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする