2019年02月17日

(HJ)パンデミック:ローマの落日

「パンデミック」のシステムを応用して、ローマ帝国末期をシミュレートした1〜5人用協力型ゲーム。
プレイヤーは執政官、女祭司、軍務長官、商人などの役割に分かれ、5つの異民族による移民、侵略から帝国を守る。
最終的には部族と同盟するか、非同盟の部族を盤上から抹殺すれば勝利となるが、時間制限があり、間に合わなければ全員敗北となる。
また、ローマが掠奪されたり、文明レベルが崩壊まで落ちても敗北となる。

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各プレイヤーは役割が持つ特殊能力を行使しつつ、ローマ軍団を率いて異民族を討伐したり、同盟カードを収集して異民族との同盟を進める。
だが、ローマ軍団には昔日の強さは無く、役職によっても得意不得意があるため、討伐は容易ではない。
カードは各プレイヤーが毎ターン引くものの、同盟相手の部族カードを規定枚数集める必要があり、そのためには盤上の同じエリアにいる必要がある。

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異民族は各プレイヤーの手番修了後に毎回カードを引いて、新たにコマが置かれるが、最初は2つであるものの、時代が進むと少しずつ増えて行く。
一つのエリアに4つめの同種の異民族ゴマが置かれると「掠奪(パンデミック)」が発生し、文明レベルが一つ低下すると同時に、周囲にその異民族ゴマがばらまかれることになり、さらに状況が悪化する。

この日は5人でプレイ。一回目は4部族と同盟を果たすも時間切れとなって敗北。二回目はプレイヤー間で協力してイベントを駆使して最終手番で5部族との同盟を果たし、ギリギリのところで勝利した。標準モード(三段階ある)でありながら、非常にギリギリのゲームバランスとなっている。

簡単なルールで、1プレイ1時間で終わるシンプルさながら、「ローマの落日」ぶりが見事にシミュレートされている。バランス的にも見事。
異民族の「民族大移動」も、いかにも「それっぽく」再現されていて、まさに歴史教科書や帝国衰亡史を読んでいるかのような気分にさせられる。
ハラハラドキドキする上、面白く、歴史の勉強にも最適だろう。
posted by ケン at 12:00| Comment(0) | ゲーム、囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする