2019年03月08日

ノーメイクは女性の自由の象徴である!

【女性客室乗務員 “すっぴん”OKに 英航空会社】
 イギリスの航空会社、ヴァージン・アトランティック航空は、女性の客室乗務員にだけ、勤務の際に化粧をするよう求めていた規則を、今月撤廃しました。世界の航空業界では、男女で異なる服装や身だしなみに関する規則を見直す動きが広がりつつあります。
 世界の航空業界では、3年前にイギリスの航空会社、ブリティッシュ・エアウェイズが、「もっと実用的で快適な制服にしてほしい」という女性の客室乗務員の声を受けて、スカートとともにズボンを制服として認めたほか、去年、香港の航空会社、キャセイパシフィック航空も女性の客室乗務員にズボンの着用を認めるなど、男女で異なる規則を見直す動きが続いています。
 こうした中、イギリスの航空会社、ヴァージン・アトランティック航空は、これまで女性の客室乗務員に対して、勤務の際には、最低でもほお紅やマスカラ、それに口紅といった化粧をするよう求めていた規則を今月撤廃して、化粧をせずに勤務することを認めることにしました。また制服も、これまでは原則としてスカートだけでしたが、ズボンも選べるようにしました。
 会社の担当者はNHKの取材に「これは航空業界にとって重要な変化だ。新たな指針によってより快適に働けるだけではなく、自分らしさを表現できる選択肢が増える」とコメントしています。
(3月6日、NHK)

ジェンダー差別が「アラブの次」に酷い日本ならともかく、イギリスですらまだこんな規則が残っていたこと自体が意外だった。この分では、日本でこの手のルールが除外されるのはさらに2,30年後になりそうで、そうこうしている間に社会が一回転して反動化してしまいそうな気がする。

一方で能力主義やら女性活躍やらを唱えながら、他方で女性が働きにくい様々なルールや習慣が何ら改善されないというのは、どう考えるべきだろうか。
要するに労働力として「女を働かせたい」というだけで、自由や権利までは与える積もりは無いという意思の表れなのだろう。これは外国人労働者の問題も同じだ。

この問題の難しいところは、そもそも女性の中に「ノーメイクで出勤とかあり得ない」とか「スカートは女性の正装」などと主張するものが未だに少なくない、むしろ多数派であるところにある。つまり、女性が自分で自分を奴隷化してしまっていることに気づいていないのだ。
近代欧州の「女性解放」は、女性が自らの意思でコルセットを外したところから始まっていることを、今一度思い出さなければならない。
posted by ケン at 12:00| Comment(3) | 政治、社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする