2019年03月26日

中国で「国防軍の夜2」

中国でまさかの「国防軍の夜2」をプレイ。
「国防軍の夜」をプレイして好評だったため、「ぜひ2もプレイしたい」との声が上がったためだ。
「2」は日本の軍閥を率いて十五年戦争を戦う大キャンペーンゲームなのだが、現代中国人は「ゲームはゲーム」と全く頓着しない模様。ただ、ルールが分かりづらく、色々整理できていない作品であるため、私自身も上手く説明できる自信が無く先延ばしにしてきた経緯がある。

一回目、ケン先生はマスター役に徹し、中国人プレイヤー4人でプレイ。
ズルズルと日中戦争を戦い続けるも、皆建艦競争に走っており、大陸進出は全然進まない。
そのため、日米関係もなかなか悪化せず、欧州情勢ばかりが進んで、あっという間にドイツがフランスを陥落させ、インドシナへの進出が可能になる。
「援蒋ライン」の阻止を図るためにインドシナに進出すると、さすがに日米関係が悪化するが、陸海両大臣の辞任でこれを回避、そうこうしているうちに海軍は大和どころか紀伊までつくって「掛かって来い!」状態に。
しかし自らは開戦せず、アメリカに宣戦布告させ、マッカーサーをマリアナで待ち伏せてボコボコにしてしまう。
その後、ソロモン、ギルバート諸島に進出、ギルバート諸島に攻め寄せたニミッツ艦隊を損害を出しつつも撃破したところで、アメリカの戦意が喪失(1D6の6)、ゲーム終了となった。
ある意味では、五十六案(真珠湾奇襲)ではない、伝統的な海軍の対米作戦に従って理想的に展開した形だったわけだが、現実にこれでアメリカが休戦するとは思えない。
しかし、中国人プレイヤーは大盛り上がりで、うるさいほどに騒いでいた。結局、艦隊派のプレイヤーが「保持戦艦最大」の追加1VP分上回って勝利していた。

私は一回マスターしただけで疲れてしまったのだが、「他にもやりたがっている人がいるから」とのことで、私も入ってもう1プレイ。
今度は陸軍がメインとなって、こぞって中国大陸に進出、「独断専行」技能を使って勝手に戦線を広げるものもおり、「長沙さえ取れれば重慶に行ける」というところで、満州がガラ空きになっていたため、ソ連が対日宣戦布告。一度はソ連軍を撃破してウラジオストクを占領するも、繰り返し攻めてくる極東ソ連軍に関東軍が敗北、中国戦線でも損害が重なり、日米関係の悪化で工業力が下がっているため、陸軍部隊の回復が追いつかず、ソ連軍に満州を占領され、本土決戦になってしまう。
本土決戦は艦隊が参加できるため、敗北することは無いのだが、以降、毎回ソ連軍が攻めてくることになるため、「これはもう無理」ということになり、全員で投了した。
欧州情勢のタイミングによっては、日本軍がウラジオストクを抑えていると、ドイツが独ソ戦に勝利してソ連が降伏することもあるのだが、今回は欧州情勢が全く進んでおらず、フランス戦役すら起きていなかったことが災いした。

「1」よりもかなり時間と労力と気力の要るゲームで、ルールがいささか分かりづらく、未整理な点で私的には面白いものの微妙な評価なのだが、中国の皆さん的には「何でこれが同人なんだ?市販されないのか?」と大人気だった。
中国人とマルチゲームをすると、すっごくうるさいデス。
posted by ケン at 12:00| Comment(0) | ゲーム、囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする