2019年03月29日

映画が1900円に

【TOHOシネマズが鑑賞料金を値上げ 一般1900円に】
 TOHOシネマズが3月18日、映画鑑賞料金の値上げを発表した。アルバイト人件費などの運営コストの増加を理由に、6月1日から料金を改定。TOHOシネマズ名の全国66拠点で、現在1800円の一般鑑賞料が1900円、1100円のファーストデイやレディースデイは1200円に変更される。
 TOHOシネマズは、以下のコメントを発表。「弊社では、デジタル映写機や自動券売機等の導入による運営の効率化を図るとともに、映画をより多くのお客様にお届けし楽しんでいただくために新規出店や鑑賞環境の改善などに努めて参りました。しかしながら、アルバイト人件費を中心とした運営コストの上昇や各種設備投資への負担増により、企業努力だけではこれらの吸収は極めて困難であると判断し、鑑賞料金を改定させていただきます。今後も更なる企業努力により、お客様にご満足いただけるようサービスの向上に努めて参りますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」。
 改定後は、現在1800円の一般鑑賞料金が1900円に。1100円のシニア、ファーストデイ、レディースデイ、TOHOシネマズデイは1200円、2200円の夫婦50割引(2人で)は2400円となる。大学・高校・中学・小学生、幼児、レイトショーの料金改定はなく、12月1日の「映画の日」は現行料金の1000円で実施される。
(3月18日、映画.com)

色々なものが少しずつ値上がりしているが、映画1900円は高すぎだろう。日本にいた時はさほど気にならなかったが、海外から帰ってみると強く感じる。
そもそも「アルバイト人件費を中心とした運営コストの上昇」ということだが、時給1000円程度でボーナスも社会保障費も無い人件費が経営を圧迫するだろうか。これが本当だとすれば、そもそも経営に失敗しているとしか思えない。
やはりMX4Dを始め、IMAX、TCX、ATMOSなどの映画そのものの上映費用ではなく、付加価値を高めるための投資があまりにも高くついていることが大きいのでは無かろうか。これらは個人的には「どうでもいい」ものであり、そのために値上げされるのは、いささか納得がいかない。

この傾向は2000年代前後に日本の家電メーカーが、中国・韓国ブランドと競争するために、価格競争では無く、付加価値を高めることで対応しようとした結果、使われない機能ばかりが増えて、ユーザーからそっぽを向かれ、ほぼ全滅してしまった(残るはパナと日立のみ)故事が思い出される。

今の時代、映画館での上映など止めて、ネット配信だけで良いのではなかろうか。それで価格が半分以下になるのであれば、その方が良いように思える。少なくとも、その選択肢は欲しいところだ。
posted by ケン at 12:00| Comment(2) | サブカル、音楽、アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする