2019年08月28日

れいわの支持拡大で弱い野党乱立が固定する?

【れいわが倍増、政党支持率 共産に並ぶ4.3%】
 共同通信の世論調査で、れいわ新選組の政党支持率が4.3%となり、参院選結果を受けて実施した7月の前回調査から2.1ポイント増えた。野党では、第1党の立憲民主党に次ぐ支持率で、共産党に並んだ。若者の支持が目立った。
 れいわの支持層を年代別で見ると、若年層(30代以下)が7.4%で、中年層(40〜50代)は4.6%、高年層(60代以上)は1.9%だった。男女別では、男性が4.1%、女性が4.6%となった。
 れいわと同様に参院選で政党要件を満たしたNHKから国民を守る党の支持率は0.3ポイント増の1.3%だった。
(8月18日、共同通信)

【参考】結局野合、そして「れいわ」へ?

予想通り過ぎる展開。
支持率において「れいわ」がNK党を上回り、立民に近づきつつある一方、N国が社民と同レベルか上回る流れにある。
これらは既存政党に対する不満と、よりセンセーショナルな主張をする政治家個人に関心が集まる傾向を示している。
特に過去の影響やしがらみの無い若年層でその傾向が強く、今後はさらに若年層を中心に社会の分断が激化することが予想されるだけに、こうした流れはさらに強まるものと見られる。

立民としては非常に苦しい展開で、議会での活動を考えれば国民との連携や合流は不可欠だが、これを進めれば進めるほど、支持層が「れいわ」とN国に流れる構図にある。
同時に2021年秋までに行われる衆院選を考えた場合、「れいわ」との連携が不可欠だが、そのためには国民との連携を諦める必要がある。
そして、立民が「現実的」政策を掲げれば掲げるほど、支持が「れいわ」に流れ、「れいわ」的なセンセーショナルな主張をすれば、連合を中心に数少ない支持層が離反する恐れがある。そもそも(傍流)エリート主体の立民にポピュリズムは無理だろう。

とはいえ、大衆を動員するシステムを持たない「れいわ」が広範な支持を得るということも考えがたく、自民党が大きな失敗をしない限り、弱い野党が乱立し、何回選挙をやっても自民党が勝って、ますます政治離れが進むと同時に、デモクラシーの形骸化とリベラリズムの劣化(権威主義化)が促進される事態になりそうだ。
posted by ケン at 12:00| Comment(0) | 政治、社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする