2019年09月04日

ピットの戦争 初プレイ

Compass Gamesのゲーム誌『Paper Wars』第92号付録である「ピットの戦争」をプレイ。
フランス革命干渉戦争からナポレオン戦争終結までの25年戦争を全欧州規模でシミュレートした意欲作。
その名の通り、英首相小ピットの視点で再現されている。フランス以外の誰がエリアを支配してもユニオンジャックのマーカーが翻るという物議確定もの(爆)

イメージ的には旧GJの「諸国民の戦い」に似ているが、イベントはチットを引いて使用することで処理している。
まずイベントが一つ一つチット化されており、年代ごとにカップに入れるチットが決まっていて、使わなかったチットは一定年が来ると自動除去される仕組みなのだが、この管理が非常に面倒くさい。
リーダーと部隊ユニットが95個に対して、イベントチットが130個もある。

機動は一スタックずつ英(対仏大同盟)仏交互に行うのだが、「好天フェイズ」「好天追加機動フェイズ(指揮官がいると移動できる)」「悪天フェイズ」「悪天追加機動フェイズ」と1ターンに最大で4回機動するシステムで、全部動くわけでは無いにせよ、非常に処理が重い感じ。マップ上に登場する指揮官は各陣営数人程度なので、実際に複数回動くケースは多くないのだが、面倒くささが半端ない。
移動力を決定するために毎回ダイスを振り、悪天時や追加機動に際しては損耗表を振り、戦闘ダイスは両軍ファイアーパワーな上、追加ダメージや追撃ダメージでもダイスを振るため、とにかく処理が重い。
決して意味不明な処理では無いのだが、とにかく処理が重く、「もう少し何とかならんのか!」と言いたくなる。

イベントもビッグイベントの割に効果は小さく、「イベント頼みにしたくない」デザイナーの意図は分かるが、「これなら要らないんじゃね?」との疑問はつきない。
敢えてカードドリブンを避けたのも分かるが、イベントの効果を最小限にするくらいなら、思い切って削除してプレイアビリティを上げるべきだったのではないか。

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この日はK先輩と革命干渉戦争シナリオをプレイ。
オーストリア、プロイセン、イギリス軍(強襲上陸)がフランスを波状攻撃し、フランスは内戦の利を活かして各個撃破する史実通りの流れ。
同盟軍は手数が多いものの、個別能力は低く、フランスを脅かすも、フランス軍が反撃してくると負けてしまい、延々と「嫌がらせ」を続けるイメージ。
フランスは高い徴兵力と内戦の利を活かして反撃するも、国外にまで打って出て、オーストリアやプロイセンと講和するだけの能力はなく、延々とモグラたたきをしているイメージ。
結局、外交イベントで「カンポ=フォルミオ条約」などが出て主要同盟国が自動的に脱落するまで続けるほか無く、「何だかなぁ〜〜」という感想に終わった。

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構想としては面白く、プレイアビリティも必ずしも「悪い」わけではないのだが、軽いゲームにしたそうな割にとにかく処理が重く、同時に「俺はやったぜ!」というカタルシスに欠ける作品だった。
色々惜しい感じである。
ナポレオン戦争シナリオもやってみようとは思うが。。。
posted by ケン at 12:00| Comment(0) | ゲーム、囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする