2019年10月02日

日朝首脳の「無条件」会談はウソ?

【日朝首脳の「無条件」会談は矛盾 北朝鮮大使、接触を否定】
 北朝鮮の宋日昊・朝日国交正常化交渉担当大使は18日、無条件で金正恩朝鮮労働党委員長との首脳会談を目指すとの安倍晋三首相の方針について、実際は拉致問題などを取り上げる立場であり「矛盾している」と述べ、懐疑的な見解を示した。首相が同方針を前面に打ち出した5月以降、日本政府との接触はないとも明言した。
 訪朝して宋氏と懇談した故金丸信・元自民党副総裁の次男、金丸信吾氏が19日、北京国際空港で記者団に明らかにした。
 金丸氏によると、宋氏は18日夜に開かれた懇談の場で「核、ミサイル、拉致問題を必ず話すと言っている。条件付きとしか思えない」と指摘した。
(9月19日、共同通信)

「無条件で会談をめざす」というのが「方針」だけで、実際にやるつもりも、外交ルートも無いことが暴露されてしまった。
敢えて推測するなら、外務省は全くやる気がないし、官邸主導でやろうとしても、交渉ルートが無いということかもしれない。
とはいえ、この金丸ルートや総連ルートもあれば、猪木ルートもあるわけで、「交渉ルートが無い」というのは嘘としか思えない。やはり、やる気が無いのだろう。

しかし金丸訪朝団も60人規模とのことで、金丸家(武田一門)の威光の大きさを伺わせるし、父君の悲願「日朝国交回復」に向けて、人から嫌われる活動を続ける信吾氏には敬意を表したい。信吾氏的には、父親が逮捕された途端に、手のひらを返してきた自民党に対して思うところが多いのだろうとは推察するが。。。

何はともあれ、こうした非公式の外交ルートを上手く使いこなせない、あるいはそもそも毛嫌いする日本の外務省そのものがガンであることは間違いない。
posted by ケン at 12:00| Comment(4) | 外交、安全保障 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする