2019年11月07日

ケン先生は大丈夫?

【北大教授が中国で拘束 研究者が声明 情報開示求める】
 北海道大学の教授が、先月、訪問先の中国で当局に拘束された問題で日本の中国研究者でつくるグループが強い懸念を表明するとともに拘束理由など情報開示を求める声明を出しました。声明を出したのは日本の中国研究者でつくる「新しい日中関係を考える研究者の会」で、中国政治や社会が専門の早稲田大学の天児慧名誉教授や法政大学の菱田雅晴教授など8人が呼びかけ人となっています。
 声明では、先月上旬から中国政府系シンクタンクの中国社会科学院の招きで北京を訪れていた中国近現代史が専門の北海道大学の40代の日本人教授が中国当局に拘束された問題について、「言葉にしがたい衝撃を受けている。関係当局は拘束の理由など背景を一切明らかにしておらず理由が不明なままの拘束は国際社会では到底受け入れられない」として強い懸念を表明するとともに、拘束理由など関連情報の開示を求めています。
 また、今回の事件を受けて日本の中国研究者の間で、中国への渡航を取りやめたり、交流事業を見直す動きが広がっていると指摘したうえで、「日中間の学術交流に好ましからざる影響が立ち現れ、日中関係の健全な発展に大きな影を落としている」としています。
(10月29日、NHK)

ご心配いただきまして、ありがとうございます。
おかげさまで、ケン先生は何の問題も無く、自由にやっておりますので、ご安心ください。

この手の話は共産圏では昔からある話で、西側では「なぜあの人が、無罪に決まってる!」と大騒ぎするのが通例ですが、たとえ共産圏でも理由もなく外国人を拘禁することはまずもって稀なことです(無いとまでは言わないが)。
ましてや、現代中国のように貿易を重視する国の場合、リスクを取るコストは高まっているはずで、よほどのことが無い限り、拘束はしないでしょう。
問題はその「よほどのこと」が何を意味するのか、にあります。
現代中国の場合、以下のケースが考えられます。

@ 日本の治安・諜報当局と頻繁に接触し、あるいは金銭の授受がある。
A 中国の反体制派と頻繁に接触、情報や金銭の授受がある。
B 反中的言動が確認される。

このうち一つだけなら目こぼしされる可能性があります。二つあるとブラックリストに載り、拘束される蓋然性が高まります。三つある場合は、そもそもビザが下りない、あるいは問答無用で拘束される可能性がある。
という感じです。
わが同志には@がありながら、頻繁に行き来している者がおりますし、知人にはABを満たしながら、見逃されている者もおり、実は私も明確な線引きはわからないのが実態です。
しかし、先日6年の量刑判決を受けた「日中交流団体役員」の場合、@Aが濃厚に確認され、しかもそれなりの金額を受領していたことも判明しているため、一定の確信を持っています。
にもかかわらず、国会や日中関係者周辺では大騒ぎになり、救命運動が行われましたが、ケン先生的には「ヤツはどう見てもダウトだろう」と冷めた目で見ていました。つまり、少なくない日中関係者がいずれかのケースに該当していることを示しているのです。

この点、ケン先生は完璧に真っ白であり、むしろ白すぎて?マークが置かれそうなくらいなのです!

【追記】
あと絶対にダメなのは薬物関係。そして、ちょっとだけなら目こぼしがあるかもしれないが、目についたり、当局が「利用してやれ」と思ったら挙げられるのが買春。昨今の中国は確かに緩くなっているし、2000年代の感覚で買春する日本人も少なくないらしいが、安全を考えたら検討すらすべきではないし、酔うまで酒を飲むのも避けた方が良い。
posted by ケン at 12:00| Comment(0) | ロシア、中国、国際関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする