2019年11月15日

指導者殺害で平和になるなら明治維新は起きません!

【菅官房長官「平和と安定への一歩だ」…「イスラム国」指導者死亡】
 菅官房長官は28日の記者会見で、イスラム過激派組織「イスラム国」の指導者アブバクル・バグダーディ容疑者が米軍の軍事作戦で死亡したことについて、「中東地域の平和と安定に向けた重要な一歩だ」と評価した。
 菅氏は、「過激主義との戦いが終わったわけではない」とも述べ、「イスラム国」が再び台頭する可能性に懸念を示した。トランプ米大統領が米軍の撤退方針を示しているシリア情勢については、「関心を持って事態を注視していきたい」と語った。
 英国のジョンソン首相は27日、「バグダーディの死はテロとの戦いにおける重要な局面だ。我々は『イスラム国』の残忍で野蛮な活動に終止符を打つため同盟国と協力を続ける」とツイッターに書き込んだ。
 インターファクス通信などによると、ロシアのペスコフ大統領報道官は28日、「(バグダーディ容疑者の死亡が)事実ならば、国際テロとの戦いでの米大統領の貢献は大きい」と評価した。露国防省は27日、「事実かどうか疑わしい」と疑念を示していたが、情報を精査し、軌道修正したとみられる。
(10月29日、読売新聞)

この連中は日頃「明治維新」(戊辰政変の俗称)を称賛し、勤王派活動家(江戸幕府から見たらテロリスト)を持ち上げているくせに、他人のことになると全く理解できないらしい。

戊辰政変の過程では、長州勤王派の精神的支柱であり、リーダー格でもあった吉田松陰が殺害され、実行の主犯格だった桂小五郎は行方不明になり、さらに同様の高杉晋作も病死するなどしたにもかかわらず、ますます熱狂を高めて、その勢いでまず佐幕派の藩政府を倒して長州藩の実権を握り、次いで薩摩藩と同盟、鳥羽伏見で幕軍と衝突して幕軍が破れて、幕府が恭順の意を示したにもかかわらず、倒幕軍を立ち上げ、武力によって制圧した。

政変前までに長州勤王派は、吉田松陰が刑死、久坂玄瑞、入江九一、寺島忠三郎らは禁門の変(京都クーデター)にて死亡、勤王派のまとめ役だった桂小五郎は禁門の変の後行方不明になり、高杉晋作は長州戦争中に病に倒れた。
また、京では新選組が長州藩の吉田稔麿を始め、肥後と土佐藩の勤王派主要メンバーを殺害または捕縛、あるいは自刃に追い込んでいる。もちろん全て幕府から見れば、テロリスト以外の何者でも無い。
土佐藩で言えば、坂本龍馬と中岡慎太郎も、異説はあるが、佐幕派のテロによって死亡している。

言うなれば、新選組はこの時代の特殊部隊だったのだ。
自民党にせよ、霞が関にせよ、日頃は明治帝政の末裔であることを誇っているのに、いざとなると勤王派の末裔であることを、すっかり忘れてしまっている、あるいは棚に上げているところが、いかにも連中らしいご都合主義である。

戊辰政変と敗戦で二度も没落の憂き目に遭いかけた我が一族は決して許しませんよ!!
posted by ケン at 12:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする