2019年12月09日

「確信犯」の言語的恩赦

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(11月29日、毎日ことば
岩波国語辞典の言語的恩赦か。
第七版まで誤用としてきた、「悪いことと知りつつたってしまう行為」という確信犯の解釈が、第八版から「俗用」として認められることになったという。
他にも「雨模様」(「雨が降る様子」が恩赦)や「なし崩し」(うやむやにすること、などが恩赦)で解釈変更が認められている。
一方、「いさめる」「至上命題(至上命令)」「役不足」の誤用は変化無しとのこと。

ソ連学徒的には懐かしい話だ。
約10年おきに版が更新される『ソビエト大百科事典』の各版を見比べて、「どこが変化したか」を調べたソヴィエト研究、全体主義研究が思い出される。
自分が学部生の頃は、『ソヴィエト大百科事典』を調べたり、99.9%だった投票率が99.6%に低下した意味を考えたりしたが、こんな訓練を受けたのも自分が最後の世代だろう。
いや、中国語科の学生は今でもやっているのか??
posted by ケン at 12:00| Comment(2) | 学問、文学、教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする