2020年01月09日

GMT Stalingrad '42を初プレイ

GMT社の新作「Stalingrad '42」を初プレイ。
いまや中国にいても、日本と同じくらいの早さで外国ゲームが到着するので、殆ど時間差を感じない。
とはいえ、自分の場合は日本語ルールがあるのですぐにプレイできるわけだが。
中国語訳の方はまだできていないようで、日本同様、有志による翻訳が進められているという。
本作の場合は、Ardennes '44やHolland '44の系譜を引く、シモニッチ・システムなので、基本的なところは変わらない。とはいえ、逆に「違うところ」に気をつける必要があるわけだが。
今回も色々細かいルールがあるので、注意しながら進める必要がある。

基本的には、移動、戦闘、回復、補給チェックのシークエンスだが、戦闘結果によって突破が生じると、1スタックだけ戦闘後前進の後に突破戦闘が行える。「俺を踏み台に〜〜」という声が聞こえてきそうだ。

マップはフルマップ2枚に変形マップ1枚というビッグゲーム並の大きさ。
1へクスは16kmでユニットは大隊〜師団。
マップは大きいが、キャンペーン用なので、ブラウ作戦やウラヌス作戦のシナリオなら1枚で済む。
キャンペーンだと1942年6月末から冬まで30ターン以上あり、数日かかるだろう。

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「キャンペーンは無理だよ」とケン先生がたしなめるも、若者たちは「是非並べてみたい!」とのことで、全マップ繋げてプレイすることに。
「ワシはダメだと言って居るのだが、若い者たちがどうしてもと言ってきかんのでな」
という昭和軍部の幹部の気持ちはこんな感じだったかもしれない(笑)

案の定、ソ連側は手が届かず、両軍とも同じ側に座ってプレイすることに。
ケン先生がドイツ軍を担当し、Xさんと広東から遊びに来たという学生さんがソ連軍を担当する。

Holland '44は特に顕著だったが、シモニッチ・システムは下手が攻撃側を担当すると、何も起きずに終わってしまいがちなので、特に初手は頭をフル回転させて、パズルチックに考える必要がある。
ブラウ作戦の場合、ソ連軍の初期の陣容もそれなりに揃っているため、確実に初期段階で包囲殲滅しないと、すぐに手が詰まってしまう恐れがあるためだ。
南部は特に固いため、平押しにしかならず、北部での突破にかかっているが、北部は北部でソ連軍の戦車部隊が充実しており、その予備戦力をできるだけ早く捕捉、包囲するようにしたい。

今回もまたぞろ6月末から始まり、400〜500kmも進撃、「8月中にはスターリングラードに突入せよ」との総統閣下のご命令である。毎度ながら「だったら、もっと早く始めろよ!」と言いたくなってしまう。

ドイツ軍の第一撃は、まずまずのダイス目が出て、各所に穴を開け、北部では装甲師団が進出して穴を広げることに成功した。
ソ連軍は北部を若い学生が担当、若者らしく「全部守ろう」として予備戦力をつぎ込んで反撃まで行うも、ドイツ軍にわずかな損害を与えたのみで、予備戦力が次々と包囲されていく展開。史実では一年前に失敗した展開だ。

南部も穴はあいたが、すぐに防げる程度なので、ソ連プレイヤー二人は「結構頑張れるんじゃね?」と思ったようで、部隊を全て前線につぎ込んでいる。
確かに防御力は総じて高いのだが、ドイツ軍は砲兵と航空の支援でシフトしてくるので、全てを守ることは不可能なのだ。結果、第二ターンでも突破が起こり、ソ連軍は次々と包囲されていく。
第三ターンには、北部にでかい「ポケット」ができてしまい、第四ターンまでに40ユニット近くが除去され、ソ連側は動かせるユニットが殆どいなくなってしまう展開になり、投了。
1ターン=1週間なので、いくら何でも早すぎる展開だ。

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四ターン終了時のロストフ周辺

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スターリングラード正面に敵影無し!

最近の作戦級のゲームにはありがちなのだが、防御側は頑張りすぎると、攻撃側によって文字通り「一網打尽」にされてしまうので、注意が必要なのだが、「では、どの辺で守れば良いのか」となると、非常に高度な「読み」が必要になってくるので、難しい。
逆に攻撃側は「防御側を一網打尽」にできないと、ただ平押しするだけになってしまい、いつまで経っても「目の前に大壁」があり続ける話になり、やはりゲームにならない。どちらの側にも熟練を要するという点で、非常にプレイの難易度が高いゲームになっている。

ソ連側を担当したお二人は色々納得がいかなかったようだが。。。
posted by ケン at 12:00| Comment(0) | ゲーム、囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする