2020年05月14日

カネは配り方が大事という話

【河井克行・案里夫妻も必読 「田中角栄が教える正しい札束の配り方」】
 関係者にカネを配ったことをバラされてしまったのが、自民党の河井克行前法相と妻の案里参院議員。額は最高で30万円だとか。他方、43年にも亘った議員生活において、バラ撒いた札束の総額は、1000億円とも言われる田中角栄。配り方にも哲学・流儀があったようで……。
 自民党の河井案里議員が初当選した2019年7月の参院選。その選挙の最中、地元の県議、市議、後援会幹部のうち、10人程度が「夫の克行前法相から現金を渡された」と捜査当局に説明し、中には案里議員からも現金を受け取ったと証言した者もいるという。
 昨年の参院選で、党から河井陣営に配られた資金は1億5000万円。配る相手を懐柔する“実弾”のはずなのに、自分自身にブーメランのように戻ってきてしまった恰好だ。その点、カネを配りまくった角栄はどうだったのか。側近や関係者が明かす。
5月5日、デイリー新潮より抜粋

これは政治の現場に身を置いていた者としてはよくわかる話。最近は政党が、議員や地方支部に出す選挙費(公認料)や交付金を、如何にも恩着せがましく、「御上の恩寵であるから、有り難くちょうだいせよ」とばかりに言ってくる。これは実は逆効果で、「これっぽっちのカネを何偉そうに!」と恨みばかり買うことになる。河井夫妻の件で、次々と「自白」が出ている理由もこれなのだろう。

わが祖母は、父が東京医大の学生だった時分、父兄面接(大学なのに)に際して、白封筒に二百万だか三百万円だかと入れて持って行ったという。叔母の証言では、「そんな封筒でいいの?」と聞いてみたところ、祖母は「これがいいんだ。ただ置いて帰ってくるだけなんだから」と答えたという。そういう時代だったのだ。

国が出す特別定額給付金も、自粛の生活補償金であるはずだし、そもそも赤字国債を発行して国民が買って、市民の税金によって返済されるものであるにもかかわらず、官僚も政治家もいかにも恩着せがましく言ってくるところが、いかにもダメだねぇ。
posted by ケン at 12:00| Comment(0) | 政局ほか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする