2020年06月30日

茨城で殺処分統計の偽装疑惑

【犬猫の殺処分「ゼロ」は見せかけ? 実は568匹処分 茨城県の独自基準を愛護団体が批判】
 県が、二〇一九年度に県内で殺処分された犬猫は「ゼロ」だったと発表した。担当課は「地道な啓発活動の効果が出た」と胸を張るが、「攻撃性がある」などの理由で「譲渡不適」と判断して殺処分した数は除外されている。「収容中死亡」も含めれば、実際の殺処分数は犬が百四十四匹、猫は四百二十四匹。動物愛護団体は「殺処分の実態が隠れてしまう」と県の姿勢を批判する。
(5月28日、東京新聞)

東京都も某知事が「殺処分ゼロ」を宣言して「公約達成」を謳っているものの、実は茨城と同様の手法を使って統計数字を操作している疑惑がある。
現実問題として、重い病気や感染症を抱えていたり、強い攻撃性など精神的に難のある個体がいることは確かで、個人的には最小限度の殺処分はやむを得ないと思うところはあるのだが、特に政治家は「業績」をアピールするために「殺処分ゼロ」にこだわり、無理な要求をされた行政側は統計を偽装する流れにある。
こうした流れは国政でも自治体レベルでも変わらない。

統計操作や偽装は批判し、責任を追及してしかるべきだが、かといって問題の根源を放置すれば、何も変わらない。
毎年二兆円近くも社会保障費が肥大化する中で、歳入の4割以上を国債に依拠しておきながら、問題を直視せずに「消費税廃止」などと訴えるものとかぶるものがある。
それだけに、政治家も行政も、問題の構図を明らかにし、必要な対策を真摯に訴えるべきだ。

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2020年06月29日

迷走の挙げ句、宇都宮にしたものの

【都知事選、現職の小池氏が安定した戦い…読売情勢調査】
 7月5日投開票の東京都知事選について、読売新聞社は世論調査と取材を基に情勢を分析した。過去最多となった22人の候補者の中で、現職の小池百合子氏(67)が他候補を大きく引き離し、安定した戦いを展開している。ただ、有権者の2割以上が態度を明らかにしていない。
 ほかの主要候補では、元日本弁護士連合会会長の宇都宮健児氏(73)が続き、前熊本県副知事の小野泰輔氏(46)とれいわ新選組代表の山本太郎氏(45)は横一線だが、いずれも支持に広がりを欠いている。
 支持政党別で見ると、自民支持層と公明支持層のそれぞれ約7割が小池氏を支持。立憲民主党の支持層でも、約4割が小池氏を支持し、2割強が宇都宮氏、1割強が山本氏を支持している。
 都市部で選挙結果に影響を及ぼすことが多い無党派層では、約5割が小池氏を支持し、宇都宮氏が約1割、山本氏が1割弱の支持を得ている。小野氏は新宿区や港区など都心部の有権者の1割強の支持を得ている。
 新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中で行われている都知事選で、争点として重視する問題(複数回答)を尋ねたところ、「新型コロナウイルス対策」が82%と最多となった。さらに、「高齢化対策や福祉政策」と「景気や雇用対策」が各72%など、感染拡大の影響が大きい課題が続いた。一方、「五輪・パラリンピックへの取り組み」は40%にとどまり、来年に延期された東京大会に対し、他の争点に比べて関心があまり高まっていないことが浮かび上がった。
 調査は6月25〜27日、東京都を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した1309世帯の中から766人の回答を得た。回答率59%。
(6月27日、読売新聞)

立民支持層の4割が小池支持で、宇都宮支持は2割強。これでは、「最初から小池を支持すべきだったのでは」と言われてしかるべきだろう。実際、連合東京は小池を支持している。連合の場合は、自らの利権で現職を支持しているわけだが、恐らくは加盟員にアンケートを採っても同様の結果になっただろう。

これは、自ら候補者を立てられず、衆院選がらみで山本にすり寄り、ダメそうだからと共産党がらみで宇都宮支持に至ったという迷走ぶりが祟っている。
立民は当初は独自候補を擁立しようともしたようだが、打診先には断られ、他に適当な候補も見つけられなかった。

他方、「れいわ」は、来秋までに行われる衆院選で、東京の選挙区に大量擁立をめざしており、立民としては選挙協力を持ちかけたいところだった。もっとも、「れいわ」は深刻な資金不足に陥っており、大量擁立するにも資金がなく、N国などと同様、山本が知事選に立候補することでカネを集める算段をしていた。
そこで、立民は山本に知事選における支援と総選挙における選挙協力のバーターを持ちかけたが、山本は逡巡したらしい。その理由は不明だが、恐らくは、以前の参院選で獲得した票よりも少なかった場合、総選挙とそのカネ集めに打撃を受けることを心配していたようだ。最近の「れいわ」の支持率を見れば、そうだろう。

一方、宇都宮は当初「山本が出るなら自分は出なくても良い」と考えていたようだが、山本の逡巡に業を煮やして出馬を表明。
宇都宮出馬の反応を見た山本は、「これなら自分も行けるかもしれない」と判断して出馬を表明したようだ。

立民は、NK党との選挙協力を重視して、宇都宮支持を決定するも、実際のところは国会議員が応援演説に来るくらいで、実質的な支援は無いも同然らしい。
もっとも、宇都宮の選挙事務所も実質的にはNK党員と怪しげな活動家集団に牛耳られており、立民関係者や一般市民が入り込む余地など全く無いという事情もあるらしい。
同時に、山本が「後出しじゃんけん」で立候補してしまったため、山本に遠慮して宇都宮支援に一本化できない事情もあるという。立民内には、自らの選挙区事情を考えて、自分の選挙区にれいわ候補が立てられないように、山本を支援する向きも少なくないと聞く。
こうした全くやる気が感じられない立民のスタンスは、NK党関係者を激怒させており、野党共闘にも影響が出るかもしれない。

いずれにしても現職再選は避けられない情勢だが、問題は二位争いで、仮に宇都宮が三番手以下になった場合、立民とNK党や社民党の関係にひびが入るだろう。そして、山本が100万票近い票を得た場合(無さそうだが)、山本は集金に成功して、東京で本格攻勢に出るだろう。

立民は戦略的には小池を支持すべきだったかもしれず(国政と地方は違うと強弁して)、戦術的には「山本潰し」に全力を挙げるべきだった。
そこには、「国会議員の、国会議員による、国会議員のための党」であることの弊害しかない。
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2020年06月27日

連合東京は現職支持

【連合東京は小池氏支持 都知事選】
 連合東京は17日の執行委員会で、東京都知事選(18日告示、7月5日投開票)に再選を目指して出馬する現職の小池百合子知事の支持を決めた。前回知事選は自主投票だった。都知事選をめぐっては、立憲民主党が宇都宮健児元日弁連会長を支援し、国民民主党は自主投票を決定している。連合は両党の支持母体だが、対応が分かれた。
(6月17日、時事通信)

連合東京というのは、東京のサラリーマンの組合なので、マルクス的な意味での労働者から最も遠い存在にある。
それだけに、都政ともズブズブの関係にあり、東京五輪も彼らにとっては「利権そのもの」なのだ。
連中は都知事の現職であるならヒトラーでも東条でも支持するという意味で、まさに産業報国会そのものと化している。

連合はもはや私の中では、「弾圧されても助けてやらない」存在になっているが、せめて労働者代表を僭称することだけは今すぐ止めて欲しい。
つーか、政治から手を引けば良いのに。
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2020年06月26日

鹿児島の市章は今も丸十字

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鹿児島市の市章が今もなお「まんま島津」であることを知って、ビックリ。戊辰政変、西南役後も長く士族支配が続いたことが大きいらしい。

例えば、明治20年代前半、神奈川県議会は士族出身議員1人に対して、平民出身議員は56人という構成だった。だが、鹿児島県議会では、士族27に対して平民3だったという。

鹿児島では、現在もなお、老人クラブなどの地域サークルは「士族は士族、平民は平民」にわかれているケースが多々見られるという。
恐ろしいところである。
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2020年06月25日

河井事件の背景にあるもの

【河井夫妻を強制捜査へ 東京地検特捜部、買収容疑】
 自民党の河井案里参院議員=広島選挙区=の陣営による公選法違反事件で、議員らに現金を配布した買収疑惑について、検察当局が案里氏と夫で前法相の克行衆院議員=自民、広島3区=の捜査主体を東京地検に移送して立件する方針を固めたことが16日、関係者への取材で分かった。広島地検内で保管されていた証拠資料などを東京地検特捜部が改めて精査するなどし、国会閉会後の18日以降の夫妻への強制捜査に向け、最終調整を進めているもようだ。
 また、夫妻が離党の意向を関係者に伝えていたことが16日、分かった。17日にも離党届を提出する方針。案里氏陣営をめぐっては、車上運動員に法定上限を超える報酬を支払った違法報酬事件に加えて、夫妻がそれぞれ広島県内の首長や議員、元陣営スタッフらに現金を手渡すなどした買収疑惑も浮上し、広島地検が捜査していた。関係者によると、現金は約100人に配られた疑いがあり、1人当たりの受領額は数万円〜100万円近くと幅がある。検察側が押収した資料には配布総額が2千万円超になることを示すものもあるという。
 最高検は、現職の国会議員の捜査には昨年12月以降、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業をめぐる汚職事件で現職国会議員を17年ぶりに収賄罪で逮捕、起訴するなどした東京地検特捜部の政界捜査の経験などが必要と判断したとみられる。すでに特捜部の検事も広島へ応援に入って重要な参考人の取り調べなどを担当しており、オール検察で捜査を進めていた。
(6月17日、産経新聞)

永田町の論理で説明すると、これは菅官房長官の直系である河井と、岸田政調会長の側近である溝手との「仁義なき戦い」と言える。岸田は安倍首相の長州閥の後継と見なされている一方、これに対抗する菅が広島に楔を打ち込む。さらに新長州閥の肥大化を嫌う二階幹事長が菅を後援する形で、数億円の不明金が河井系列に拠出され、ばらまかれた。あの手の不明金を出せる権限を有するのは幹事長だけで、二階は小沢に手法を学び、小沢は田中に学んでいる。

さらに溝手は東大出で、宏池会直系の地元エスタブリッシュメントであるのに対し、河井は一応広島出身だが貧しい家庭で大学も慶応。つまり、譜代の上級武士である溝手に対して、外様の足軽出身の河井という構図もある。
「有り難くカネを頂戴せよ」みたいな河井の尊大さも祟って、広島では「ヤツは外様の成り上がりだから、どうなってもいい。ヤツの代わりなどいくらでもいる」という扱いになっている。

安倍氏は貴族意識が強く、菅を実力から官房長官に据えているものの、内心では「成り上がり者」と侮蔑し見下しており、プライベートでは自宅に誘ったことも無いという。菅が後継を希望しても、安倍は「(総理に)なるというなら実力でなれ、俺はお前には絶対やらせない」という態度なので、後継レースが苛烈化している。

端的にいえば、総理後継レースに伴う自民党の内部抗争であるわけだが、階級差別や女性蔑視も相まって、色々見るに堪えない話になっているのだ。
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2020年06月24日

GMT「ウクライナ '43」を初プレイ

GMT「ウクライナ '43」を初プレイ。
実は初版も持っていたのだが、ソロプレイして「こりゃダメだ」と判断して一回手放したところ、第二版が出て、つい買ってしまった。
にもかかわらず、プレイする予定は無かったのだが、O先輩から「ウクライナ '43、持ってる?」と聞かれて、「持ってますよ」と白状したところから、初プレイに至った。
よく第三次ハリコフ戦(マン公の裏拳)のゲームと思われているが、実は「クルスク後」の第四次ハリコフ戦役である。

「コロナ開け」もかねて、K先輩、H先輩も誘って四人でプレイすることに。
さすがにキャンペーンが無理なのはわかっていたが、まずは初回ということで、マップ二枚つなげてキャンペーンの体を取った。
つなげると言っても、フルマップ1.5枚分程度の正方形の形となる。
北はベルゴロドに始まり、西端はキエフ。南はタガンログ(ロストフのすぐ西、チェーホフの生誕地)からオデッサまで。
1ターン=五日で、ユニット規模は大隊〜軍団。
「フランス 40'」や「アルデンヌ 44'」などのシモニッチ系統のルールであり、非常に複雑。

K先輩とO先輩がドイツ軍を担当し、H先輩と私が赤軍を担当。
ドイツ軍は固定配置、ソ連軍は制限付き自由配置である。
私はハリコフ正面の赤軍を担当するが、ハリコフ正面はガチガチな上、河や森が多く、殴り合う気にもならない。
従って、ハリコフ西方の平野部で突破して、戦線を拡大しつつ、ハリコフへの補給線を断つことが作戦目標となる。
ただし、勝利得点的には、スターリノを中心に重要都市が集中する南部の比重が大きく、独軍が南部に装甲部隊が送らないようにする(攻め続ける)ことも、北部指揮官の重要な役割である。

第1ターン、ソ連軍の攻撃ダイスは全体的に良好で、そこここでドイツ軍の陣地に穴を開ける。
特にイジュム(史実でも突出を構成、南方のスラビャンスクは近年のウクライナ内戦で主戦場となった)やハリコフ南方での牽制攻撃に成功して前進できたことが大きい。
独軍の反応は早く、ハリコフ南方の突出部に装甲部隊で反撃を加えてすぐに撃退するが、そのためハリコフ西方は手当てできずに終わった。

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第1ターン、ソ連側終了時のハリコフ北方

第2ターン終了時には、西方戦線はかなりスカスカな状態になるが、ソ連軍は鉄道線を修復しないと補給源を前に出せないため、第3ターンにはこの方面では攻勢限界となってしまった。また、赤軍も見た目ほど戦力に余裕は無く、補給線の問題もあって、第3ターンには攻撃に成功しても前進できない、という事態になった。
それは南方も同じで、イジュム突出部で穴を開けたは良いものの、補給が届かないため、いつまでも「突出してるだけ」になってしまう。とはいえ、突出部に独軍装甲を引き寄せている間に、平押しするのが南方の「お手前」のようで、順調に前進していた。
ドイツ軍は装甲部隊とマンシュタインによる反撃と機動強襲によって、突出部を叩くが、せいぜい一カ所、良くて二カ所という有様なので、モグラ叩きをしても「焼け石に水」のようだ。恐らく史実もこんな感じだったのだろう。

3、4ターン、赤軍は戦車軍団などの援軍を南方に回して攻勢を続け、都市部を次々と包囲、占領していく。
北部ではハリコフを包囲しようとする戦車軍と、突出部を叩くドイツ軍の反撃が繰り返される。
ドイツ軍の援軍は、西方に開いた大穴を埋め、都市部を守るのが精一杯。
ソ連軍は補給源=鉄道修復が前に進まないと前進できない。ソ連側は、ドイツ軍の反撃や攻撃時の損害が重なって、防御側である独軍の1.5倍強の損害を出しており、見た目に比して内実は苦しいものがある。

第5ターンも南方で順調に前進した結果、ソ連軍は北方で3VP、南方で5VPを獲得、基準値(史実)の4VPを大きく上回ったところで、時間切れとなった。
11時半くらいから始めて、約8時間で5ターン。初めてのゲームとはいえ、4人でプレイしてこれはなかなか重い。
第1ターンを除けば、赤軍の攻撃箇所は南北それぞれ2または3カ所でしかないのだが、ルールの複雑さもあって、恐ろしく考えることが多いため、一回の手番に非常に時間がかかる。それはドイツ軍も同様で、どこで守って、どこで反撃するかの判断が非常に難しそうだ。むしろドイツ軍の方が難しいだろう。

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実際にプレイしてみると、史実のドイツ軍がどれだけ頑張ったのかよくわかる。
とはいえ、慎重なプレイヤーが赤軍を担当したら、全く逆の展開になるかもしれない。
独軍、赤軍ともにプレイヤーの技量と判断が厳しく要求される作品であることは間違いない。
ルールの複雑さがあるとは言え、補給と作戦目標のジレンマが良く再現されており、名作と謳われる所以なのだろう。
posted by ケン at 12:00| Comment(0) | ゲーム、囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月23日

実はコロナ死は10倍以上だった?!

【都内死者 3、4月過去最多 「超過死亡」コロナ公表人数の12倍 医療逼迫影響か】
 新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言が発令されていた4月の東京都内の死者数が1万107人で、記録の残る平成11年以降最多を記録したことが12日、分かった。同様に3月の死者数も最多。両月の死者数を足すと、直近5年の平均死者数を計1481人上回る「超過死亡」が出ており、都が発表した新型コロナによる両月の死者数計119人の約12倍となった。専門家は「医療逼迫の影響などで新型コロナによる死者数が公表数よりも多かった恐れがある」と指摘しており、全国的な傾向となる可能性がある。
 新型コロナの感染拡大が原因とみられる超過死亡をめぐっては米ニューヨーク市、英国など世界各国で報告されており、新型コロナによる実際の被害を検証する指標になりそうだ。
 都内で今年3月に死亡したのは1万694人で4月は1万107人。それぞれ直近5年の平均から423人、1058人増えた。通常の人口変動による影響を差し引いて算出した数値でも3月は10万人あたり905人、4月は882人で、1年のうちでも比較的高い2月の数値を11年以降初めて上回った。
 死者数の変動に影響する今冬のインフルエンザ流行規模は過去3季に比べて小さく、自殺者数も例年より少なく推移している。東京慈恵会医科大学の浦島充佳教授(公衆衛生学)は「他に死者数を押し上げた要因は見当たらず、超過死亡の相当数に新型コロナが直接、間接に影響した可能性がある」と指摘する。
 浦島教授は3月、4月の超過死亡には、(1)PCR検査で偽陰性とされた(2)検査を受けられなかった(3)医療体制の逼迫で適切な治療を受けられなかった(4)外出自粛などで持病が悪化した−死者が含まれると分析。「公式の死者数が185人に増えた5月には、超過死亡がさらに増えるかもしれない」としている。
(6月12日、産経新聞)

結局のところ、「遺書が無ければ自殺じゃない」「検査しなければコロナ死じゃない」ということが判明した模様。統計は定義(設問)と調査範囲でいくらでも数字を操作できるが、その手法がますます洗練されてしまって、本来の意味を無くしてしまっている。そのため、記事のようなソ連学の手法(統計数字と政府発表の裏を読む)が必要となる。

似たような話で、例えば、某都知事は記者会見で「都道電柱ゼロ」について「(センターコアエリア内の)95%は地中化を達成した」と発表したが、実はこれは「首都高中央環状線の内側」の話で、現職知事の成果ではない。東電の資料を見る限り、2018年の千代田・中央・港区で88.3%(2016年より0.2%増加しただけ)、23区内で47.5%となっている。東京都の発表した数字自体も疑う必要がある。

結論、ソ連学は現代社会を生きるために非常に有用である!
ソ連学を学ばない者は、ただ一方的に自民党と霞が関に欺され続けるだけなのだ。
posted by ケン at 12:00| Comment(2) | 政治、社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする