2020年10月24日

大学院の博士課程学生数 ピーク時の半分に

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【科学技術立国支える 大学院の博士課程学生数 ピーク時の半分に】
5日からことしのノーベル賞の受賞者の発表が始まります。3年連続での日本人の受賞となるか注目されますが、科学技術立国を支えると言われる日本の大学院の博士課程の学生の数は、修士課程から進学する人の数がピーク時の平成15年度から減り続け、昨年度はほぼ半分となっていて、ノーベル賞の受賞者からも対策を求める声があがっています。
日本は、おととしの本庶佑さんの医学・生理学賞に続き、去年は吉野彰さんが化学賞を受賞し、3年連続で日本人の受賞となるのか、5日からのノーベル賞の発表が注目されています。
しかし、受賞者が相次ぐ一方で、科学技術立国を支えると言われる日本の大学院の博士課程の学生の数は、修士課程から進学する学生が減り続け、文部科学省によりますと、ピーク時の平成15年度のおよそ1万2千人から、昨年度はほぼ半分の5963人まで減りました。
また、人口100万人当たりの博士号取得者の数も、欧米が増加傾向にあるのに対し、日本は2008年度の131人から減少し、2017年度には119人と、アメリカ、ドイツ、韓国の半分以下の水準にまで落ち込んでいます。
これについて、ノーベル化学賞を受賞した、大手化学メーカー旭化成の吉野彰さんは、博士号を取得しても将来のキャリアが不透明なままというのが重要な課題だと指摘しています。
吉野さんは、欧米諸国などでは博士号を取得すると企業などでの就職が優位になる側面があるのに、日本では処遇がほぼ変わらないと指摘します。
そのうえで「企業は博士という学位を考慮し、それなりの待遇や給与で優遇することなどが必要ではないか。産業界が博士課程を出た人をどう処遇するかが、これからの問題だ」と訴えます。
また大学の環境についても、若手が長期的に研究に打ち込めるようになっていないと指摘します。
吉野さんがノーベル賞を受賞したリチウムイオン電池の研究を始めたのは吉野さんが33歳の時で、腰を据えて1つの研究を続けられたからこそ、30年後に世界で評価される結果が出せたといいます。
吉野さんは「大学の研究は、真理の探究、あるいは研究者自身の好奇心に基づきひたすら追い求めるもので、1つのミッションとして絶対必要だと思います。そういった意味で、博士課程を経た人が10年間程度は安心して研究できる環境は、日本にとって非常に重要だ」と指摘しています。
(10月4日、NHKより抜粋)

ニッポン、スゴイデスネ〜〜

「選択と集中」の結果ですな!
posted by ケン at 12:00| Comment(2) | 学問、文学、教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月23日

カエルを捕食する技能実習生たち

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帰国もできないまま、野でカエルを取って食用とする外国人技能実習生。外国人技能実習制度は、実質的に共産党以外は反対していない。
私が民主党議員の秘書をしていたときでも、支持者からの相談で多いものの一つが「うちで技能実習生を雇いたい(ほぼ無給・無休だし、労基法も無縁だから)」というものだった。小選挙区制である以上、有権者の声を無視して反対するのは至難の業で、民主党も「監督強化」以上のことは言えなかった。

小選挙区制でギリギリの票差を争うため、当選を狙う候補は少しでも多くの票を取るために、差別主義者であれ、歴史修正主義者であれ、取り込まざるを得ない。
つまり、ヒューマニズムを捨てない限り当選できないのが、(日本の)小選挙区制であると言える。
そして、私は社会主義者としての良心に従って、政界を去った。
posted by ケン at 12:00| Comment(3) | 政治、社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月22日

社民、新立憲との合流に反対

【社民、立民との合流に慎重論続出 党全国幹事長会議】
 社民党は9日、全国幹事長会議を国会内で開き、立憲民主党との合流の是非を議論した。出席者からは推進論より慎重な対応を求める意見が続出し、多数を占めた。執行部は11月14日に臨時党大会を開いて結論を得たい考え。今月15日の常任幹事会で解党や合流に関する決議案を、党大会の議題にするかどうか協議する。執行部は、福島瑞穂党首ら合流慎重派と吉田忠智幹事長ら合流推進派で賛否が割れている。福島氏はあいさつで「解党(の是非)は日本政治や党員にとって極めて大きな問題だ」と強調。旧社会党時代と合わせて結党75年になる「護憲の老舗」の一大局面だとして真剣な議論を求めた。
(10月9日、共同通信)

今さら合流しても、実質ただの吸収合併になってしまうだけに、反対論が続出するのも当然だろう。
組織と勢力を残しているところほど合流論に傾く一方、弱いところほど独自性と既得権益を守るために独立を維持したい傾向にある。
いま合流を主張している連中も、17年まえの「民自合流」に際して起きた合流論議のときには皆反対していただけに、「何を今さら」感が半端ない。

そもそも社会主義を放棄して、主張を憲法や平和に集約させてしまった時点で、存在意義が殆ど失われてしまったとも言える。
逆を言えば、この17年間、少なくとも憲法と平和は守られたのだから、「勝利条件は達成している」とも言えるので、まぁ満足してそのまま全うしていただいてよろしいのではなかろうか。
同党員の多くが心酔している浅沼稲次郎の親軍路線に向かわなかったことを是としていれば、良いのでは無いか。
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2020年10月21日

菅総理、また余計なことを

【学者の思想、信条は任命基準ではないと首相】
菅首相は、学術会議の会員任命に当たり、学者自身の思想や信条は判断基準にならないとの考えを示した。
(10月9日、共同通信)

余計なこと言わなきゃいいのに。
「思想信条から判断したのでは無い」と言ってしまえば、ますます「じゃあ、何を基準に判断したんだ」と突っ込まれて、またぞろ「総合的、俯瞰的」などという空虚な答弁に終始せざるを得なくなるだろう。

ハッキリと「政府方針にそぐわない思想信条の持ち主を排除した」と答弁した方が、スッキリする上、自民党や帝政主義の理念にも適うだろうに。
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2020年10月20日

異端の鳥


『異端の鳥』 ヴァーツラフ・マルホウル監督 チェコ・ウクライナ(2019)
東欧のどこか。ホロコーストを逃れて疎開した少年は、預かり先である一人暮らしの老婆が病死した上に火事で家が消失したことで、身寄りをなくし一人で旅に出ることになってしまう。行く先々で彼を異物とみなす周囲の人間たちの酷い仕打ちに遭いながらも、彼はなんとか生き延びようと必死でもがき続ける―。

ナチスによるユダヤ人狩りを逃れるために疎開させられた少年が、ひたすら差別と搾取と暴力にさらされ続ける話。ストーリーなど無いに等しく、ひたすら旅を続け、どこに行っても迫害されるハードすぎる内容なのだが、35mmモノクロ・フィルムによる映像が美しい上、セリフも音楽も最小限しか無いため、俯瞰的または第三者的に見られてしまうところが秀逸。

暴力が暴力を呼ぶ社会構造を見事に映像化している。
改めて現代日本もこの二、三歩手前まで来ていることを実感させる。

ロシア・東欧系の映画らしく、全く説明が無いので、一定程度の知識が無いと、主役の子どもがユダヤ人なのかも認識できないところが、日本ではなかなか厳しいかもしれない。
『炎628』で主演したアレクセイ・クラヴチェンコが出演しているところも興味深い。

インタースラヴィクという古代教会スラヴ語を基にした人工言語を使用している点も面白く、ロシア語話者として非常に興味深かった。
ただし、ドイツ語とロシア語はそのまま。
これは、場所や設定が特定されないようにする配慮に基づいている。
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2020年10月19日

母と高麗神社へ

母と高麗神社を参拝。

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唐、新羅によって滅ぼされた高句麗王朝の王族が日本に亡命、8世紀初めに朝廷から関東開拓を命ぜられて移住。関東諸国に個別に移民していた同国人を集め、高麗郡を設立している。
神主は高句麗王朝の末裔が務めている。
歴代の皇族が参拝しているのは、自らのルーツとも縁があるからだろうが、表沙汰にはならないよう配慮されているのだろう。

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「出世神社」とも言われ、我が大伯父も献木しているが、家伝によれば、「一高時代に寮隣室の福田赳夫と御岳山に登ろうとして遭難しかけ、下りてきたら高麗神社の近くだった」とされている。
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2020年10月17日

2週間待機免除へ 

【海外出張後の2週間待機免除 コロナ対策の制限緩和へ 政府】
 政府は新型コロナウイルス対策に関する出入国制限に関し、海外出張から帰国した日本人らに対して求めている2週間の待機措置を免除する方向で調整に入った。
 月内にも決定し、速やかに実施する考えだ。政府関係者が7日、明らかにした。
 免除の対象には、在留資格を持つ外国人が出張を終えて再入国したケースも含める。菅政権は新型コロナ感染拡大防止と社会・経済活動の両立を目指し、世界各国からの新規入国者の受け入れを順次緩和している。海外出張に関する制限措置も緩めることで企業側の負担を減らし、経済活動の再開を加速させたい考えだ。 
(10月7日、時事通信)

待機義務のせいで海外赴任者は一時帰国もできない状態にあるだけに、歓迎される。

とはいえ、チケットが高すぎて、ビザや待機義務が緩和されても、実際に渡航できるのはもう少し先になりそう。
しかし、冬には第二派が。。。

いかんともしがたいですななぁ。
posted by ケン at 12:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする