2020年10月27日

デマはデマ故に

【学術会議元会長、対中協力を否定 「悪質なデマ」、野党ヒアリング】
 日本学術会議の大西隆元会長は15日、中国政府の海外人材支援プログラム「千人計画」に学術会議が協力しているとの見方を否定した。立憲民主党など野党が国会内で開いた合同ヒアリングに出席し「全く関わりがない。悪質なデマが流されている」と反論した。プログラムは中国による軍事利用が指摘されている。自民党内から、学術会議と中国科学技術協会の協力覚書を挙げ「間接的に協力していることになりはしないか」(甘利明税制調査会長)との声が上がっていた。大西氏は、覚書の存在を認めた上で「活動実績はない」と強調した。
(10月15日、共同通信)

デマに対して「デマだ」と言ってみたところで、火事になっている家をバケツの水で消そうとする程度にしか効果は無い。
デマはデマが持つ暴力こそが目的であって、それが真実かどうかは全く重要でないからだ。デマは批判的な知識人や政敵を攻撃するために、大衆の不満をあおって攻撃の矛先を向けるために利用されるが、これはナチスやボリシェヴィキが多用した伝統的手法である。

問題は自民党が率先してやっていることだが、ナチスの支持率は独裁前は3〜4割程度だったし、ボリシェヴィキに至っては3割も無かったことを考えれば、自民党は支持率が3〜4割程度だからこそ、デマによる大衆動員を進めていると考える方が自然だろう。

これからの時代はやはり全体主義の知識が無いと、政治社会を理解するのは難しいのではないか。
そうだ、ソヴィエト学を学ぼう!
posted by ケン at 12:00| Comment(4) | 政治、社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする