2020年12月11日

安倍氏は秘書が代理出頭?

【安倍氏公設秘書ら略式起訴へ 「桜」3千万円不記載か】
 安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」の前日に開いた夕食会の費用を安倍氏側が補塡(ほてん)していた問題で、東京地検特捜部は、安倍氏の公設第1秘書で政治団体「安倍晋三後援会」の代表と事務担当者の2人を、政治資金規正法違反(不記載)罪で略式起訴する方向で検討に入った。罰金刑となり正式裁判は開かれない見通しとなった。
 関係者によると、立件対象は2016〜19年の4年分とし、安倍氏側の補塡分を含む総費用(支出)と参加者の会費(収入)で計約3千万円の不記載を認定するとみられる。安倍氏の関与については本人の認識を聴いて最終判断する方針で、安倍氏の任意聴取を要請した。
 夕食会は年に1回、都内のホテルに支援者らを招き、1人5千円の会費制で開かれた。直近5年の15〜19年では、計約2300万円の総費用に対し、会費分は計約1400万円で、安倍氏側が計約900万円を補塡した。ホテルは、安倍氏が代表の資金管理団体「晋和会」宛てに補塡分の領収書を発行していた。
(12月4日、朝日新聞)

結局、「秘書の過失によるミス」で終了。
略式なので公判は開かれず、「誰も傷つかない」構図。
実際問題として、これを贈収賄などで立件するのは無理で、確かに「現実的に妥当なところ」なのだろう。
法廷闘争となった場合、長期化した挙げ句、「無罪」となった場合の方が多方面に悪影響が出るためだ。
とはいえ、政治的には「やっぱ上級国民だから」という解釈にしかならず、現行体制に対する不信感が強まるのも確かだろう。

議会制民主主義、自由民主主義の原理は、「腐敗した政治家は自立した理性的な市民の合理的判断によって落選させられる(だから民主的議会は腐敗しない)」という前提の上に立っているが、日本の現状は「腐敗度の高い議員ほど選挙に強い」有様にあり、今回の件もそれを裏付けてしまっている。
posted by ケン at 12:00| Comment(0) | 政局ほか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする