2020年12月30日

古代日本語の発音は?補



ご質問いただいたので、補足しておきます。

どうしてこのような再現が可能になるかというと、万葉仮名は漢字を仮名として当てているわけですが、万葉仮名の音は呉音(唐の標準語)で発音されており、呉音に応じて当てられていると考えられます。中国には声調があるため、同音異義語は声調で識別されるため、昔の発音もかなり正確に把握できるわけです。その呉音と万葉仮名に従って、再現したものが本動画になります。

例えば、奈良時代の呉音の「H」「W」音は存在せず、「P」音で発音されていたため、フジワラはプンティパラになっていたという理解です。
さらに言うと、呉音は当時の唐の標準語であり、その呉音の名残を残しているのが現在の福建語と広西語で、両語からの類推というのもあります。「蝸牛考」の原理です。
posted by ケン at 12:00| Comment(0) | 日本語、日本史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする