2021年01月08日

秩序を破壊する上級国民たち

【二階氏「会食」を否定 「8人で会っただけ」 菅首相参加のステーキ店会合】
 自民党の二階俊博幹事長は27日放送のBS朝日の番組で、14日夜に東京・銀座のステーキ店で菅義偉首相らと8人程度の会食をしたことについて、「別に8人で会っただけで、会食という、そんなことを特にやったわけではない。飯を食うために集まったのではない」として「会食」を否定した。
 二階氏は14日の会合の趣旨について、「いろんな面で出会った人たちで年に1回の忘年会を開いていた。ちょうど良い機会だから首相も各界の代表的な人たちに出会っておいたらいいかなという感じでね」と説明。「頭から3人とか4人とかで切ることではない」として少人数での開催は検討しなかったことを明らかにした。
 そのうえで、司会者から「飲食店で食事をともにしたら会食ではないのか」と聞かれたが、「ただそこでその時間に出会った。そこで出会って意見交換をする。今の事態に対してもどう対応するかということなども考えている」と反論した。
 14日の会食には首相や二階氏の他、プロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長、俳優の杉良太郎氏、タレントのみのもんた氏らが同席。首相は16日に「国民の誤解を招くという意味においては真摯(しんし)に反省している」と謝罪している。
(12月27日、毎日新聞)

下手な言い訳はすればするほど、モラル・ハザードを引き起こし、秩序を瓦解させてゆく。
自分たちで「会食は4人以下に」と決めておきながら、「俺らがやったのは8人での意見交換であって、会食じゃない(飯はたまたまそこにあっただけ)」と言うのであれば、全ての国民が同じ言い訳をすることになるだろう。
そのくせ自民党内では「要請」を受け入れない事業者などに罰則を科そうという動きがある。


菅首相の言い訳を見ても、「国民の誤解を招くという意味において」という前提条件を置いた上で、「真摯に反省」とある。
そこで反省しているのは「国民を誤解させてしまったこと」であり、その「誤解」というのは「国民が間違った理解をしている」ことを指す。つまり、「8人での意見交換」を国民が「会食」と理解したことが「誤解」であり、「誤解させたかもしれない」ことを「反省」しているに過ぎない。

他者を罰するためには、まず己を律する必要があるが、それは刑罰の正当性に関わるためだ。
だが、自民党は「オレは法律を作る側であって、適用されるのは汚いゴミクズどもだけ」と言っているに過ぎない。
さすが天皇制に依拠する上級国民様である。
posted by ケン at 12:00| Comment(4) | 政治、社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする