2021年01月29日

降伏は絶対に無いらしい=聖戦貫徹

【五輪中止計画「100%ない」 自民政調会長】
 自民党の下村博文政調会長は20日の記者会見で、東京五輪・パラリンピックをめぐり、2012年ロンドン大会の元幹部が「(東京大会の組織委員会には)中止する計画があると思う」と述べたことについて「100%ない」と否定した。
 その上で、外国からの選手や観客の受け入れに関し、「春までにルールを作る必要がある」との認識を示した。
(1月20日、時事通信) 

これだな。
「五輪中止は100%あり得ない」という前提から入るため、できるだけ検査をしないことで、統計上の感染者数を抑え、死因を持病に転化することで「コロナ死」の数も抑えるという政策が採られている。
スガ内閣の施策は、「五輪貫徹=コロナ禍などそもそも存在しない」という認識から入っているため、どこまでも後手になる。

その結果は歴然としている。
私が耳にした小話には、市中でPCR検査して陽性反応が出たものの、病院では「その検査結果は認められない」として入院できず、保健所に相談しても再検査すら認められず、「じゃあ仕方ない」とそのまま普通に暮らしているというものがあったが、かなり実態を表していると考えられる。
つまり、新型ウイルスは普通に市中に蔓延しているのだが、政府は「検査しない」ことで、「感染拡大は無い」という虚構を作り上げているのだ。

河野大臣は否定したものの、一般大衆に対するワクチン接種は早くて6月、遅ければ夏という有様で、これを2回接種しなければ効果が上がらない。
どう見ても今夏までにコロナ禍が収束する見込みは無く、それどころか今年中にワクチン接種が完了するかどうかも怪しい。

アジア太平洋戦争における日本国民の死者の半数以上は最後の一年間に出ているわけだが、それは「降伏は100%あり得ない」という明治帝政の認識に起因している。
帝室の権威が国民の生命や財産の上位に置かれる帝政こそがまさに「自動挽肉製造機」なのだ。
posted by ケン at 12:00| Comment(7) | 政治、社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする