2015年11月29日

雇用ミスマッチの典型:外務省・中東分析官の場合

外務省が中東・対テロ分析官を募集しているが、その内容が酷すぎる。雇用のミスマッチの典型だろう。

【非常勤職員の募集(専門分析員(アル・カーイダ,ISIL,中東,アフリカ,東南アジア等のテロ情勢))】
1.応募資格
(1)アル・カーイダ,ISIL,中東,アフリカ,東南アジア等のテロ情勢についての専門的知識・経験をお持ちの方
(2)国内外の大学研究機関へのアクセスがあり,外国語による調査業務が可能(英語の読解力は必須。加えて,その他の言語力(特にアラビア語,仏語,インドネシア語等)もあればなお望ましい。)で,大学院レベル以上(在学中も含む)の方
(中略)
5.待遇
(1)基本給
 職歴や研究実績を含む経歴等を勘案の上,日額単価を決定し,出勤日数に応じて支給。
(2)交通費
 規定により支給。
(3)健康保険・厚生年金保険加入しない。(加入基準に満たないため。)
(後略)

条件と待遇の差があり過ぎ。英語とアラビア語がペラペラで、大学院卒以上で、テロ関連の専門知識や同対策の経験を有する者が、非常勤で保険も無く、給料も日割りで正規公務員よりも低いとか、あり得ないだろう。1年以上応募者がいないのは当然過ぎる話だ。

まぁ私も某所の非正規職員だったが、英語ペラペラの正規職員がいるにもかかわらず、指名でイラクに派遣された経験があるだけに、よく分かる。先日、中国で逮捕された人たちも、公調から10万円程度の端金を渡されて、命がけのスパイ活動をしていた。エリートの保身と腐敗が国の土台を蝕んでいるのだ。

国会図書館で対ソ分析官を担っていた伯父上も嘱託待遇だったけど、訪ソ団の通訳や諸政党の相談役で小遣いもらっていたみたい。時代が違うからなぁ。
posted by ケン at 12:00| Comment(0) | 政治、社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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