2016年01月29日

マジで党員辞めたいんデスけど〜党自虐ポスターで

【民主党は嫌いだけど…党勢低迷で自虐ポスター】
 民主党は27日、夏の参院選に向け、3種類の新ポスターを発表した。このうち1枚は「民主党は嫌いだけど、民主主義は守りたい」と自虐的なキャッチコピーを掲げ、「すぐに信じなくてもいい。野党として、止める役割をやらせてください」と訴えた。党勢低迷にもがく、苦しい思いの表れとも言えそうだ。他の2枚では、「自民1強」を念頭に「一強打破」と記したほか、安倍首相が掲げる「1億総活躍社会」に対抗し、「1人ひとりを大切にする国へ」などとうたっている。発表に同席した枝野幹事長は「安倍首相に不安や疑問を持ちながら、民主党に対して批判的な方もいる。地域や候補者事情に応じて(3枚を)使ってもらえれば」と語り、支持拡大に期待を寄せた。
(1月27日、読売新聞)

こんな党、マジで辞めたい・・・・・・
「民主党は嫌いだけど、民主主義は守りたい」なんてポスター持って街中を一軒一軒回って「貼らせてください」と頼むのかと思うと、「この辺りが限界か」と思わざるを得ない。実際のところ、こんなポスターが支部に束で送られてきても、党員や労組員、支援者に「じゃ、これ貼ってきてください」なんて言えるだろうかという話である。党員としても、拒否反応しか覚えないし、こんなポスターを「貼らせてください」と頼まれた方も迷惑至極だろう。つまり、「貼りに行く人」や「貼らせてくれる人」のことを何も考えていない証左である。追い詰められたエリートは、この手の思考に陥りがちだが、もはや末期的と言える。

同時に有権者を愚弄した標語でもある。「一強他弱」と「デモクラシーの危機」の原因は、民主党政権の失政であり、民主党政権に対する失望が今日の安倍政権を生んで、暴走を許していると考えれば、失政に対する反省と総括なくして「民主主義の危機だから民主党よろしくね」など言うのは図々しいにも程がある。
「一強打破」というのは、民主党の願望であり、有権者への訴えにはならない。有権者が求めているのは「自民党に替わる政権党」であって、自民党の党是と政策に替わるものを提示すること無く、「独裁はダメ」と言ってみたところで全く説得力が無い。その根源には、菅・野田政権で増税、TPP、集団的自衛権を推進し、自民党と何ら変わらない政策になってしまったことがある。少なくとも、菅・野田路線を完全に否定し、鳩山・小沢路線の反省を踏まえた方針を打ち出さないことには、あらゆる主張は空虚であろう。

「自民一強体制」になっている現状の多くは選挙制度に起因するものの(比例票だけみると与野党拮抗)、得票割合で自民党が相対多数を得ているのは、「自民党の一強体制で強引にでも諸課題をクリアすべき」「他の野党は頼みにならず」という民意の表れと見るべきであり、その民意を無視して、一方的な願望を押しつけても全く訴求力が無いのは当然だ。

「自虐ネタ」というのは、調子の良い・波に乗っている者が自分を卑下することで、「ボクは決して悪乗りしているわけではありません、自覚してますよ」ということをアピールすることで、見ている者を安心させる効果を求めてのものであって、そもそも期待されていない者が自虐ネタを演じてみたところで、「あ、そ、要らないから」で終わるだけだろう。
広告代理店に振り回されて、正常な判断を下せない執行部を見ているだけで、「こいつらじゃ、やっぱりダメだ」と思わざるを得ない。
posted by ケン at 12:04| Comment(0) | 政治、社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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