2017年02月26日

AH「Up Front」発掘!

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先日「Combat Commander」をプレイした際に、T後輩が「アップフロントならプレイしたことあるんですけどね」と言ったことから、このたび蔵を漁って発掘することになった。
「Up Front」は、1984年、アバロンヒル社製のカードゲーム。「スコード・リーダー」を「手軽」にプレイできるよう、カードゲーム化したものだが、全体的にウォーゲームが軽量化された今日見ると、ちっとも手軽じゃない。カードゲームなのに40ページからのルールを読まないとプレイできないとか、現代の感覚では「あり得ない」レベル。まぁ本ゲームも、一度読んでしまえば、ルール自体はさほど難しいわけではないのだが、プレイ自体はなかなかに難しい。
「スコード・リーダー」と、この「アップフロント」を足して二で割ったのが、「Combat Commander」という評価もあるが、当たらずとも遠からずな感じ。

ただ、「スコード・リーダー」と「Combat Commander」では、基本的にプレイヤーは小隊長として各分隊を指揮するが、本作は「1ユニット(カード)=1人」を単位として10〜15人を率いて敵と戦う分隊長の役割を担う。その意味で、最小単位の戦術級ゲームと言える(同レベルのゲームにバンダイの「最前線」もある)。
「アップフロント」では、基本的に分隊を2つないし3つくらいの班に分けて、前進後退しながら敵を射撃し、無力化することで得点を稼ぐ。だが、マップはなく、兵も武器もカード化されており、移動や射撃などの行動もカードで行うが、地形もカードで表されている。敵との距離は0〜5の相対距離で計られる。マップが無いため、いろいろ想像力を働かせないと厳しいものがあるが(敵に地形カードを付けるところとか)、慣れればこれはこれで良いものがある。1人1ユニットなのに、戦車も出てきてしまうところも結構キテいる。

幸いにして、日本軍と英軍の「バンザイ!」と、仏軍と伊軍の「デザート・ウォー」も発見された。後者の方はシナリオがなので、自作するか他のシナリオを援用する必要があるが。
まずは「CC:Pacific」などの翻訳があるので、後回しになりそうだが、今年中には必ず再戦したい。
posted by ケン at 12:00| Comment(5) | ゲーム、囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
SPI に「スナイパー」というのがあったらしいですね。
あと、現代戦で「ファイアー・パワー」というのもあったとか(もはや記憶曖昧)。
「バンザイ!」は先輩が持ってましたが、「デザート・ウォー」は知らなかった。
マン・トゥ・マンだとAH『真昼の決闘』(Gunslinger)も傑作ですよ。ルール習得の厳しさはアップフロントよりはるかに上ですが。
Posted by o-tsuka at 2017年02月26日 22:46
「ファイアー・パワー」も何となく思い出しましたが、この頃になると、「マン・トゥ・マンなんて、トラベラーのシステムとかでもういいじゃん…」という諦念に達していたような気がします。
Posted by o-tsuka at 2017年02月27日 00:56
「ファイアー・パワー」は微妙な評価で、実際プレイされているのを見たことも無いです。でも現代戦の分隊規模ゲームはあっても良さそうですね。ただ、装備の進化が早すぎて対応難しいのかな。

「真昼の決闘」は名作との誉れ高く、プレイしているのを見たことありますが、あまりに細かそうで自分でプレイしたいとは思いませんでした。こちらは今でも好きな人がいるみたいです。
Posted by ケン at 2017年02月27日 12:34
マップ式のアナログゲームだと最後には、視界外なのに「見える・存在がわかる」という問題に突き当たってしまい、その点、「アップフロント」の割り切ったシステムは優れていると思います。
Posted by o-tsuka at 2017年03月01日 13:23
その問題はアナログゲームの最大の弱点ですが、コンバットコマンダーも手札で「やれること」を制限するという手法で、それなりの納得をつくっていると思います。
Posted by ケン at 2017年03月01日 13:52
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