2017年08月30日

民進党代表選2017の終盤情勢

前原氏が圧倒的に有利と見られていたが、地方議員票や予定候補票で思ったほどには差が付かない見込みが出てきたので、予測を修正する必要がある。
前原陣営が求める「絶対的勝利」のダブルスコアにはまず届きそうに無い情勢で、大差が付くのは国会議員票だけになりそうだ。前原陣営は、最初の段階で派閥の殆どが参加した結果、無責任な寄り合い所帯となり、「圧勝モード」の中で弛緩しているものと見られる。

党内の既得権益層を代表する国会議員の大多数が前原氏を推し、同時に前原氏が保守・タカ派イメージを払拭しようとして微温的な主張を繰り返していることに、不信感が強まっているものと考えられる。
逆に枝野氏は、「辺野古の白紙撤回」「原発ゼロの前倒し」「野党共闘推進」と、普段の本人とは打って変わって非常にエッジを効かせた主張をしており、保守層や連合からは憎悪されているものの、中間層からは「自民党の対抗軸の明確化」として好意的に受け止められつつある。

国会議員票(290P):214p、76p
予定候補票(128P):86p、42p
地方議員票(209P):123p、86p
党員サポ票(231P):110p、121p
合計(858P):533p、325p


今後、国会議員票は「勝ち馬に乗る」方向に働いて前原氏に傾くことも考えられる。また、現職や元選対委員長を通じて予定候補(一人1P)に圧力をかけているとも聞くので、さらに差が開く可能性もある。ここから前原氏が引き離すか、枝野氏が差を縮めるかによって、選挙後の人事や方針に影響が出てくるだろう。また、枝野氏的には、党員・サポーター票で前原氏を上回ることができるかどうかが、影響力を残せるかどうかのポイントになってくる。
地方議員や一般党員がすでに投票を終えているが、国会議員や予定候補は1日の臨時大会で投票することになる。

【追記、8月31日】
今回と前回の「予測値」は、票読みに基づいたものではなく、業界歴15年の中堅秘書の一般的観測に基づいた推測であることを付言しておく。あくまで参考程度に。
posted by ケン at 12:39| Comment(0) | 政局ほか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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