2017年10月28日

ルーンバウンド第三版 初プレイ

(注:解散総選挙の前に書いた原稿です)
購入したものの、なかなかプレイする機会に恵まれなかった『ルーンバウンド』(第三版)の初プレイにこぎつけた。とはいえ、2〜4人用ゲームながらT後輩との二人プレイである。先に紹介した『ディセント』と世界観を共有する。
このゲームではプレイヤーは英雄になり、選択したクエストに翻弄されながら、テリノスの大地で己を磨いてゆきます。古代の廃墟を探索したり、モンスターと戦闘したり、新しいスキルを覚えたり、町で買い物をしたりして、最終的に倒すべきボスモンスターに備えます。しかし、時は待ってはくれません。来るべき最終決戦のときまで、あなたは生き延びて、最強の英雄になれるのでしょうか?

イメージ的には昔のエポック『魔法帝国の興亡』に近い、マルチプレイながらも実質的には一人プレイのファンタジー・ボードゲームである。プレイヤーは1人の英雄となって、世界を滅ぼそうとするラスボスを倒すために、諸国を巡り冒険しながら経験値をため、装備を調え、最終決戦に挑むというもの。
「魔帝」と異なるのは、軍隊を作ったり、仲間や従者を連れたりという要素が無いところか。
ルールや戦闘システムが独特な点を除けば簡単で、セッティングもディセントに比べればずっと楽。ただし、プレイ時間は二人でも2時間なので、三、四人なら3時間程度は見ておいた方が良いかもしれない。

英雄は基本セットで6人いて、各プレイヤーはこの中から一人選んでプレイする。英雄たちは「せゆそま」的な違いがあり、シンプルながらもどれも個性的だ。能力的には、ヒットポイント、手札上限、肉体・精神・魔法の基本能力値、特殊技能と「戦闘用トークン」で構成される。
本作の戦闘システムは独特で、英雄とモンスターは各々自分の戦闘用トークンを所持しているが、これらは各々が打撃ダメージ、魔法ダメージ、回避、波動、無効などの効果を有し、裏表で効果が異なる。そして、戦闘開始時に保有しているトークンを投げてばらまき、互いに一つずつ解決してゆく。なかなかイメージしがたいとは思うが、ダイスを振らないシステムで、最初はどうかと思ったが、これはこれで戦闘の順序や何をすべきか考えさせるところがあり、単純なダイスの振り合いとは異なって面白い。

全24ターンあり、英雄は各ターン3アクションできる。ラスボスは12ターン終了時にマップに登場するが、最終ターンまでに倒さないと全員敗北で終わる。同時に先にボスを倒した英雄が勝者となるため、「どのタイミングで仕掛けるか」がポイントとなる。
英雄は初期段階では雑魚モンスターにも勝てないレベルなので、地道に商売したり、「探索」や「交流」などの冒険をこなして、装備を調え、スキルを身につけてゆく必要がある。RPGをまんまボドゲ化したイメージだ。
基本的には他の英雄とは接点ないので一人RPG状態ではあるが、シナリオによっては協力しないと大変なことになるケースもある。基本セットにシナリオが二本しかないのは難点の一つで、拡張セット待ちになっている。とはいえ、「期日内にボスを倒す」という目的はシナリオ共通なのだが。

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この日は、拡張セット「蜘蛛の巣の中で」を含めて3本のシナリオを1回ずつプレイ。倒せたのは最初の「竜王マーガス」だけで、「死者の王(リッチ)」「女王アリアッド(巨大蜘蛛)」はどちらも二人の英雄が挑んで全敗に終わった。ちなみに一人の英雄が倒しきれなかった場合、ボスに入ったダメージは全快してしまう。
マーガスは、T後輩の「マスター・ソーン」が「自分が受けたダメージ分を敵に返す」という特殊能力によって勝利したものの、リッチと女王蜘蛛はケン先生の英雄は全く歯が立たずに敗北、T後輩の英雄も二回とも「一手足りず」のところで敗北した。
ゲームバランス的には、絶妙な感じはするが、「死者の王」「女王アリアッド」はマップ上に次々とゾンビや蜘蛛の巣を発生させるので、英雄二人だとその対応で手一杯になってしまっている観があった。

「なんでもできる(あれもしたいこれもしたい)」と「効率的に回らないと間に合わない」のジレンマが非常に良い感じで、ゲームバランスも絶妙。何よりも「レベル上げ」ではなく、装備とスキルで「自分を強くしてゆく」感じが非常に楽しいのだが、どこまでも一人RPGであることも確かで、その点が評価を分けるところだろう。
また近々三人以上でプレイしたいと思う。まぁ11月になっちゃうけど(泣)
posted by ケン at 12:00| Comment(0) | ゲーム、囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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