2017年12月04日

ゲムマと国防軍ノ夜2

3年ぶりとなるゲームマーケット2017秋に行く。開場の1時間近く前に行ったが、すでに1500人近い人が並んでいる。入場自体はスムーズだったが、私の後ろにはさらに2千人以上いたように見える。コミケとは比ぶべくもないが、凄まじい人気。
有明で朝1時間並ぶことを考えて、十分な防寒対策をとったところ、日差しが熱いくらいで汗をかいてしまった。会場は広いので、人数の多さほど混雑感はなかったが、一部ブースは人だかりができていた。

P1250753.jpg

自分は欲しいものが決まっているので、荷物にはなるが、先にゲットして会場を1周した。歴史物やウォーゲームは絶滅に近い状況で、ファンタジー系やRPGも少なめ、そして軽めのゲームが大半を占めている。基本は「2〜4人」「1時間以内(あるいは30分以内)」なのだろう。同人ゲームは、どうしてもデヴェロップが弱く、継続してプレイに耐えられる作品は非常に少ない。今回も、じっくり吟味しようと思える作品もなく、当初の目標物である「パスファインダー・カードゲーム」(アークライト)、「国防軍ノ夜2」(同人)と「行きがけ」で懐かしのリメイク版「モンスターメーカー」を購入して帰陣した。なお、「パスファインダー」と「モンスターメーカー」は先行販売狙い。

P1250754.jpg

帰陣の後、早速O先輩と「国防軍ノ夜2−東洋の覇者 1937」(ピリオド・ゲームズ)をテストする。本当は別のゲームをプレイする予定だったが、場の流れでかくなった。

プレイヤーは旧日本軍の各派閥を率いて、ある時は協力し、ある時は独断専行しつつ、アジア太平洋戦争を戦い抜く。各派は、戦功や建艦などで得られる勝利得点を競うが、講和ではなく降伏になると全員敗北になるため、協力ゲーム的要素もある。

P1250756.jpg

ルールが荒削りで、「この解釈でいいんきゃ?」「このルールはどこに書いてあるんだ?」の連続だったものの、「神ゲー」の評価も惜しくない作品という認識で一致した。

「おいこら、何勝手に上海に上陸しちゃってんの?!」
「日米戦は海軍さんがやるんでしょ、ボク関係ないんで」
「どうせいつかは戦争になるんだから総辞職とかあり得ないよね」
「ハルノートなんぞ、10万の英霊に説何と説明するか!(いま講和したら、俺の負け確定じゃねぇか)」

P1250755.jpg

などなど、日本型組織のダメさ加減を余すところなくシミュレートしている。ゲームで腹が痛くなるほど笑ったのは超久しぶりかもしれない。
本作ほど、「統帥権の独立」や「独断専行」が歴史にもたらしたものを見事に再現している作品は見たことが無い。これをプレイすると、前原代表が独断で自分の党を解党、他党への合流を決めてしまった動機やプロセスに納得のゆく説明ができそうな気がする(爆)
今回は2人でのテストとなり、まだ協力的だった気もするが、近いうちに3〜4人でプレイして「ダメポ」ぶりを一層笑ってみたい。

【追記】
テストプレイでは、ケン先生率いる「海軍左派」が、第2ターン「勝手に」中国に侵攻を開始。これは、勝利条件の「対米短期決戦」「ハワイ侵攻」がムリポ過ぎるため、「中国侵攻で得点を稼ごう」という話で、実は史実の米内光政はこの立場にあった(動機は違うと思うけど)。これに対し、「海軍艦隊派」を率いるO先輩は「何勝手に開戦しちゃってるの!アメリカ怒っちゃうじゃん!」とか言いながら、特に邪魔するでも無く、巨大戦艦の建造に勤しんだ。ゲーム終了時に巨大戦艦を派閥が保持しているとVPになるためだ。従って、ゲームが進むと、「レイテに大和突入とか何いっちゃてるの?日本の守護神だよ!」などと理由をつけて出し渋るケースが起こるだろう。そうこうしている内に、中国北部、中部、沿岸部が陥落すると、何も外交しなかったため、米英が対日宣戦布告、マッカーサー率いる南西太平洋方面軍がマリアナに上陸する。この時ばかりは陸海軍そろって全軍を挙げて、米太平洋艦隊を迎撃し、撃退に成功する。すると、アメリカは戦意を喪失して講和と相成った(D6で6のみ)。結果、ケン先生率いる「海軍左派」が13VP、O先輩の「艦隊派」が12VPで、ぎりぎりケン先生が逃げ切った。
posted by ケン at 12:37| Comment(0) | ゲーム、囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: