2017年12月23日

ヨメが怖いあまり亡命しマス?

北朝鮮から木造漁船で日本海に出て、日本に漂着した北朝鮮人が警察に拘留、尋問され、「嫌々結婚させられた妻から逃げたかった」と答えたため、「そんな訳あるか!」と延々と同じ尋問が続けられているという話を聞いた。お気の毒なことである。

ソヴィエト学徒的には、1976年にミグ25で函館空港に亡命した「ベレンコ中尉事件」を思い出すが、あれも「妻から逃げたい一心で、気づいたら日本上空まで来ていた」と後に回想している。彼の回顧によれば、妻は相当に金遣いが荒い上に酒好きで悪い酔い方をするらしく、「当時は、いかにして妻を顔を合わせないようにするかばかり考えて鬱々としていた」ということ。
他にも軍内の腐敗やシベリアの生活難にも嫌気がさしていたらしいが、どうやら最大の悩みは妻との関係だったようだ。そこから、綿密な亡命プランを立てて、実行に移すところは、凡百の人間とは異なるところだろう。それでも、精神的にはかなり追い詰められていたようで、少なくとも気持ちの上では、「気づいたら日本を目指していた」ということだったらしい。

私の周囲には同様の「妻から逃げることばかり考えている」同志は多く、程度の差はあれど、むしろ多数派と言えるほど。違うのは、ほんのちょっとの勇気があるかどうか、なのだ。
どうか当局の皆さん、北朝鮮から来た「亡命者」に同情を賜らんことを。
posted by ケン at 13:00| Comment(0) | 政治、社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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