2018年10月22日

アベシはただの内弁慶?

【閣僚、靖国参拝ゼロ=安倍首相訪中を考慮か―秋季例大祭】
 靖国神社(東京・九段北)の秋季例大祭が20日まで4日間開催され、安倍晋三首相と全閣僚はこの間の参拝を見送った。首相は25日から中国を訪問し、習近平国家主席との首脳会談に臨む。日中関係改善の流れを加速させたい首相の意向が考慮されたとみられる。
 靖国神社には東条英機元首相らA級戦犯が合祀(ごうし)され、首相や閣僚が参拝すれば日中関係への影響は避けられない。首相は2012年12月の第2次内閣発足以降、13年12月に参拝した後、参拝を見合わせている。春と秋の例大祭では祭具の真榊(まさかき)を奉納するにとどめ、今回も同じ対応だった。
 安倍内閣の閣僚では17年の春季例大祭での高市早苗総務相(当時)の参拝を最後に、春と秋の例大祭や終戦記念日の参拝は確認されていない。閣僚以外の政府要人では今回、左藤章内閣府副大臣や衛藤晟一首相補佐官らが参拝した。
(10月20日、時事通信)

何だか狡い、セコい話だなぁ。
内向きには、内閣総理大臣名で奉納して、支配下にあるマスゴミに「私人として奉納」などと報道させておきながら、対外的には「参拝しない」という形をとる。ポツダム宣言、あるいはサンフランシスコ講和条約に違反するだけの度胸もないクセに、国内の右翼向けには一定のポーズをとるスタンス。

政治家とはそういうものだとも言えるし、微妙なさじ加減とも言えるかもしれないが、どこまでも狡いとしか思えない。信念があるなら、憲法改正と同時にA級戦犯の名誉回復(恩赦と国会決議で)をやればよいのに、そんな提案もしない。

リベラル派は目の敵にしているが、安倍氏などどれほどのものでも無い、ただの機会主義者である。より恐ろしいのは、それを支持する連中(民意)の方かもしれない。
posted by ケン at 12:00| Comment(3) | 政治、社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
僕は安倍外交の目的、官邸の考え方がよくわからないんですよね。
中国牽制のためにロシアに近づいたのは、わかるんですが、しかし、トランプ政権が既にロシア敵視政策を取っている以上、官邸側に日米安保体制を1ミリたりとも動かす気がないのであれば、日露関係が最終的に物別れになるのは、判り切った話じゃないですか。

にもかかわらず、何度もシツコク訪露して、プーチンに遅刻されながらも会って、ああだこうだと、小さなことを宣伝して、しかし、最終的には何の成果もなかったわけです。
いったい、官邸は何をしたいのでしょうか?

で、また同じことを今度は中国相手にやろうとしているわけです。
全体の構図もまた同じで、トランプが中国主敵政策を取る以上、中国と踏み込んだ友好関係を作る気なら、日米安保体制に踏み込まざるを得ない。あるいは、INF脱退後のアメリカの中距離核の日本配置を拒否するなどの意思を示さなければ、ロシアと同じように行き止まりになることは判り切った話じゃないですか。

なんか、官邸はまともな大戦略もなく、手近な課題に飛びついて、その場で右往左往しているだけとしか思えない。

ケン先生は、最近の安倍官邸の対中接近外交の目的は何だと思いますか?
Posted by はなはな at 2018年10月22日 20:33
横からお邪魔いたします。

「官邸はまともな大戦略もなく、手近な課題に飛びついて、その場で右往左往しているだけ」

まさに、このとおりなんじゃないかと思ってます。外交は相手あってのことなので、なんかの拍子に良い目の出ることもあるわけなので、それを狙ってる戦略と言えなくもないですけど、小国感のある戦略ですな。
Posted by hakoniwa at 2018年10月23日 09:06
私は多くの皆さんが考えているほど、おバカではないと見ています。まぁソ連学徒として、有能だった頃のブレジネフを知っているということもありますが(笑)

安倍氏はなんだかんだ言っても外交政治家だった父晋太郎を秘書として間近に見ていたわけですから、感覚でやっているだけではないと思います。氏は氏なりに、アメリカ一辺倒にならず、ロシアや中国ともバランスを取ろうと努力しているんだろうと思いますが、いかんせん外務省がアメリカの出先機関か買弁のようになってしまっているので、大変な苦労をしているだろうと思います。

日本外交にとってのガンは外務省ですよ。これは非常に明快な話です。
Posted by ケン at 2018年10月23日 12:06
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