2018年11月15日

光棍節=独身の日

【独身の日 「アリババ」1日で3兆5,000億円 日本ブランドも爆売れ】
 「1」が並ぶことから、中国で「独身の日」と呼ばれる11月11日、中国ネット通販最大手「アリババ」の恒例のセールは、取引額およそ3兆5,000億円と、過去最高を記録した。
 現地時間の11日午前0時に始まった「独身の日」のセールは、午後4時前には、2017年の総取引額を突破し、結局、11日の1日の取引額は2,135億元、日本円でおよそ3兆5,000億円で、過去最高を記録した。「越境EC」と呼ばれる、海外からの商品取り寄せの規模も毎年拡大していて、「輸入」のカテゴリーの売上ランキングには、日本のブランドが2位と3位に入った。米中貿易摩擦などで、先行きに不透明感が出ている中国経済だが、この日ばかりは、消費の底堅さを示した形。
(11月12日、朝日新聞)

もともとはごく一部で祝われていたに過ぎないマイナーな学生イベントだったが、アリババが2009年に戦略的に利用したことから今日の形態になった。日本のバレンタインデーみたいなものだろう。

実際凄いもので、私も中国に来た当初から「高い買い物は11月11日まで待て」と言われたほどだった。まぁ生活必需品に前も後もないので、私自身は早々と日本への土産物の一部を買ったり、暖房器具を買った程度に過ぎない。それでも、中国に来たばかりの自分が「淘宝網」をインストールして買い物しているのだから、相当なものと考えて良い。

この取引額を見ただけでも、中国の市場規模が分かると思うが、もはや日本は中国市場なしでは生きてはいけない形になっているのである。
後は推して知るべしだろう。
posted by ケン at 12:00| Comment(7) | ロシア、中国、国際関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
年初に見積もられた中国の市場規模は640兆円くらいだったと記憶、商業界に居る者にとっては同国市場が欠かせぬ巨大市場である事は元々明白です。
興味有るのは国全体の小売市場規模の日次平均(640兆円÷365日≒1.75兆円)の倍数を単体で捕捉したアリババの手法とその背景ですね。未婚率が上昇傾向にあると聞きますので『独身』というパーセプションがうける背景が有るんじゃないか、とか、勝手に想像しますが、何にせよそれを捕捉するには相当な創意工夫が有った筈と思いますし。
Posted by mashimo.koichi at 2018年11月15日 16:31
「独身の日」に「おむつが爆売れ」なんて記事にもあるように、独身は関係ないのですが、まぁ日本の独身女性の「自分へのご褒美」あたりにヒントを得たのではないかと思います。未婚率が上昇することで、余剰資産や消費が増えるという効果もあるでしょうね。

まぁ昔から商売と金融は、圧倒的に中国が強いですよ。
Posted by ケン at 2018年11月16日 14:13
すごい量売れたけど、それを捌く自動化されたシステムもすごいと一部で評判になっています。
未だに 中国=人力 という印象があるので驚いた人も多いようです。
私もAliexpressで$50ほど散財しました。
Posted by TI at 2018年11月18日 01:40
あれだけの量が取引されて、一週間以内に届くのですから、流通もすごいですよ。
Posted by ケン at 2018年11月18日 17:19
自動倉庫の動画がTwitterに掲載され、みんなすごいって思っていますよ。あの時期だけで楽天の一年分だそうですから。
Posted by TI at 2018年11月19日 00:15
あ、物流系のニュースにも。
JDの独身の日セール、無人倉庫で70万個以上仕分け
https://www.logi-today.com/330542
Posted by TI at 2018年11月19日 00:26
中国は自動化も速いですから、ますます日本との差が開くばかりかもしれません。
外国人労働者を入れてとか今更言ってる時点で日本は終わってますね。
Posted by ケン at 2018年11月20日 14:07
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