2018年12月17日

ゲームマーケット2018冬 at 上海?

中国でゲームマーケットが開かれると耳にし、「マジか?」ということに。
場所は上海万博の跡地にある「上海世博展覧館」で、東京のビッグサイトのようなものだが、規模は大きくない。
まぁビッグサイトが大きすぎるのだが。

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朝9時半開場というのは、やはり中国時間で日本より30分早い。
「日本のような人出はない」とのことで、ケン先生は10時頃に行ったがガラガラで、むしろ「本当にここでいいんだよな?」と思ったほどだった。会場の入口まで来てようやく看板が見えてホッとするが、他にはイベントをやっている様子もなく、非常に寂しい感じ。
1時間前に行っても千人以上並んでいる東京GMが懐かしい。

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入場料は無料で驚いたが、後で聞いたところでは、現地のTCGなどを運営する会社がスポンサーとなっているそうで、同人などの出展も無料とのこと。さすが「大人」の国である。
まぁTCGの普及がメインなのだろうが、ボードゲーム全般のマーケット拡大やスマホ&TVゲームとの競争という意味もあるとは思われる。いずれにせよ、こういう太っ腹は日本人には見られないもので、心地よく思える。

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案の定、三国志系のTCGのイベント会場は賑わっているが、それ以外はパラパラ程度。
出展している友人は「中国の人出は日本と逆で午後からさ」と言うが、こちらが心配になってくる。
同日、別のところでコミケが開催されていることも影響してそう。

TCG以外のボドゲは、やはり米国製が8に台湾製が2といったところで、日本の会社の出展はなく、中国製は同人のみ。その同人スペースも閑散としており、ゲームマーケットが始まった頃の浅草時代の方がよほどマシなレベル。
ゲーム業界でも日本は完全に出遅れている。他人事ではあるが、日本製のゲームは高く評価されているだけに、何とも惜しすぎる話だ。いっそのこと自分が・・・・・・いやいやいや(笑)

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名作「俺ケツ」の中国語版が販売されていたが、売れ行きは今ひとつとのこと。やっぱ原作読まないとねぇ。
売れるのはやはり二次大戦の欧州戦ものらしい。ま、日本と同じか。

一周りして、ちょっと中国産ゲームをプレイして昼過ぎには帰ろうかと思っていたが、結局いろいろゲームすることになって、ラスト(5時)までいることに。
いくつか中国製の簡単なゲームを試してはみたが、やはり洗練されていない。洗練されていないというのは、処理が部分的に重かったり、バランスが悪かったり、「何をシミュレートしてるの?」だったり、様々な原因があるが、複合的に問題を抱えていることを意味している。
こうした後続の中国人デザイナーの苦闘を見て、改めて日本の「デザイン技術の蓄積」を実感した次第。
自分が難しい顔をしていたせいか、気を遣われてしまったようで、「この前東京のゲムマで買ってきた」というゲームをする始末になってしまった。

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孫尉氏による「曹魏開国」。197年から198年までの曹操包囲戦をテーマとするミニゲーム。シンプルかつコンパクトながら、ツボを抑えたなかなかの好ゲーム。

午後からは確かに人が増え、フリープレイスペースも概ね埋まるくらいにはなった。しかし、現地の同人スペースが寂しいので、結局、米国製や台湾製のゲームを買って、あるいは体験するという具合。

日本のゲムマには中国、台湾から多くの人が来る時代であり、市場規模13億、中間層だけで4〜5億人いる中国はボードゲームのフロンティアとして最有望なだけに、改めて何かできないだろうかと考えた次第。そういう意味で良い機会だった。

とりあえず頭の中に構想だけある「大清帝国の崩壊」(欧米列強の介入や国内反乱に対処しつつ、押し付け合いつつ、清王朝の主導権争いを行う派閥抗争ゲーム、協力と競争の組み合わせ)をテスト段階にまで持ってゆくところから始めるか。
posted by ケン at 12:00| Comment(2) | ゲーム、囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ビッグなビジネスチャンスが!!
Posted by o-tsuka at 2018年12月20日 12:44
私も少し噛んでみようかなとか、誘惑にかられています・・・
Posted by ケン at 2018年12月20日 21:39
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