2019年01月18日

キエフ・バレエ「白鳥の湖」だが・・・

一度くらいはちょっと贅沢して観劇に行こうと思って調べていたら、キエフ・バレエが来ることが分かり、チケットを購入した。ネット予約、電子決済なので、設定さえしてしまえば楽なものだ。レニングラード市内のチケット売り場を探し回っていた頃が夢のようだ(遠い目)。

割引がついて400元(約6千円)だが、日本に比べれば半分くらいの感覚。
この席にしたのは、もっと高い席もあるのに、何故か中央最前列でこの値段だったからだ。中国の値段設定は劇場においても良くわからない。
しかも、ダンサーの名前も書いておらず、微妙感が漂っていたが、そこは目をつむることに。

劇場までは地下鉄の便も良く、乗り換え無しで30分弱。歩いて10分もかからない。
劇場の建物の外観や座席はそれなりだったが、肝心の内装や舞台が今ひとつちゃちい感じがする。
舞台も若干狭い感じで、大中国ともあろうものが、どうもケチ臭い。

チケットが安かったのは、生オケではないためオーケストラの上に設置された仮設席だったからのようだが、まぁ最前列で見られるのであれば何でも良い。まぁこの値段では録音音源もやむなしかと諦める。
だが、入口で渡された紙には「白鳥の湖とはなにか」しか書いておらず、ダンサーのリストすらなく、不安は増すばかりだった。

いざ始まってみると、目の前で白鳥が舞う迫力に不安を忘れてしまうが、白鳥や王子はキエフ・バレエに恥じないレベルだったが、コールド・バレエになるとどうもバラツキがあるし、そもそもダンサーの体格差が大きすぎて違和感ありまくり。やはり最前列で見ているせいか、普段と異なるところが気になるのかもしれない。

あっという間に一幕が終わるも、「あれ?微妙に短くね?」と思って時計を見てみると50分しか経っていない。バージョンにもよるのだが、普通は60〜70分かかるはずで、よく考えてみれば場面が足りていない。
休憩後、再開された第二幕は原典の第二幕から第四幕まで全てを繋げて大幅に短縮しており、10倍速の早回しで見るかのように40分でフィナーレとなってしまった。黒鳥の出番は二回だけとか、観客にとって悪夢でしかない。

やはり中国は裕福になったとは言え、まだまだバレエやオペラを観るようなレベルには程遠いらしい。
日本が非常に特殊な環境にあることを、改めて理解させられた。
posted by ケン at 12:00| Comment(0) | バレエ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: