2019年03月11日

大阪知事選にまたぞろ芸能人か?

【大阪知事選 辰巳琢郎氏擁立へ 自民、他党と連携探る】
 大阪都構想を巡って大阪維新の会の松井一郎大阪府知事と吉村洋文大阪市長が辞職し、入れ替わりで出馬する4月7日投開票の知事・市長のダブル選に、自民党が俳優の辰巳琢郎氏(60)を知事選候補として擁立する最終調整に入った。自民関係者が明らかにした。自民は、維新に対抗できる候補としてテレビ出演などでも知名度の高い辰巳氏に白羽の矢を立て、他党にも連携を呼びかける方針。
(3月10日、毎日新聞)

まぁ自民党が自前で候補を用意できなくなったのは今に始まったことではないし、大阪では「芸能人だしとけや」と思われているのも事実。実際芸能人がよく当選しているから反論もできないだろう。
一概に芸能人がダメだとは言わないが、首長を選出することの意味や首長としての能力として何が求められるのか、全く理解されていないことの表れであり、議会制民主主義の限界(主権行使の意味を理解せずに人気投票してしまう)を示している。

また、その背景には、大阪の自民党が脆弱で自前で候補を用意できるほどの調整力を有していないこと、「県議や市議の操り人形になる芸能人が良い」と考えていること、そして、優秀な官僚を始め、まともな人が選挙に出たくなくなっていることがある。

何よりも大阪市民がまたぞろ芸能人に投票するのかが問われている。
もっとも、辰巳氏は芸能人ではあるが比較的インテリなので、小沢氏などが連れてきた連中よりはまだましとは言えそうだが。

【追記】
最終的には辰巳氏は辞退したというから、「またぞろ芸能人」は回避され、辰巳氏は「まともな人物」であったこと(見識)も示したと言える。しかし、候補選定が振り出しになっただけの話で、このような状況下で果たしてまともな人物が出馬をするだろうかという問題は残り続ける。
posted by ケン at 12:00| Comment(2) | 政治、社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
辰巳氏、調べてみたら前回2015年の選挙でも出馬要請があったものの「朝ドラの撮影があるから」固辞し、今回は知人家族と話し合った上で断ったそうで。
本業をおろそかにしない、「まあ落ち着き、よう考えや」と引き留めてくれる人が周りに居る、これだけでも氏がまっとうな人なのだなと思えます(思想信条面は維新・自民寄りのようですけれど)。

で、新しい候補者は元維新で橋下元知事の側近と。。
どっちにしても維新は高笑いですな。共産党はどうするんでしょか。
Posted by スパルヴィエロ大公 at 2019年03月11日 15:34
首長に求められるのは行政手腕ですから、議員のようには左右は関係ないと思います。私などは今でも都知事は舛添氏で良かったと思っていますし。にもかかわらず、舛添を追い落として、小池を据えてしまう辺りに、民主主義の限界を覚えるわけですね。

共産党はいつもの独自の戦いでしょう。
Posted by ケン at 2019年03月12日 19:30
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: