2019年03月20日

暴言市長が再選

【明石市長に泉氏3選=暴言で辞職、2氏破る−兵庫】
 兵庫県明石市の泉房穂前市長(55)が市職員への暴言問題で辞職したことに伴う出直し市長選は17日投開票され、無所属前職の泉氏が、無所属元職で前県議の北口寛人氏(53)、共産党公認の新人で元県議の新町美千代氏(71)の2人を破り、3選を果たした。投票率は46.84%で前回(45.50%)を上回った。
 公選法の規定により、泉氏の任期は辞職前と同じ4月30日まで。このため、統一地方選に合わせ同14日告示、同21日投開票の市長選が再び実施される。
 泉氏は暴言への謝罪を繰り返した上で、将来のまちづくりに責任を負いたいと強調。手厚い子育て支援策や高齢者施策の充実などを主張し、県内外の首長の応援も得て支持を集めた。
(3月18日、時事通信) 

この人も舛添前都知事同様、「人格に問題はあるが、能力は高い」系らしい。
パワハラについても常態化しているほどではなかったと聞くし、普通の市民に対しては決して居丈高では無かったとも言われる。大阪を中心にネオリベ系の市長が増えている中で、福祉や子育て施策を地道に進める貴重な市長で、一般市民の支持も篤く、本人が再出馬に慎重な姿勢を見せていたところ、市民からの要請を受けて立候補したとされる。
今回の立候補の経緯はいささか「できすぎ」な感じもあり、どうにも素直に受け取れないところもあるのだが、それはそれで一つの政治力なのだろう。

暴言については、「明石あたりは神戸と違って恐ろしく言葉が下品」という話があり、関西人的には河内弁と明石弁は「一緒にされたくない」筆頭だともいう。仮にそうだとしても、同じ言葉を地元のヤンキーが吐くのと現職市長が吐くのとでは、周囲の受け止め方は全く異なるだろう。
もっとも、泉氏は東大、NHKを経て衆議院議員という準エリート系ではあるものの、実家は漁師で弟は障がい者という苦学の叩き上げでもあり、比較するのも何だがフルシチョフみたいなものかもしれない。育ちが言葉として表れてしまうところは、多少割り引いてしかるべきとも言える。
逆に、それくらいの人でなければ、明石の市長などは務まらないのかもしれず、そこは東京人の私には分からない世界である。
posted by ケン at 12:00| Comment(2) | 政局ほか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
明石市長の件。

近隣の住民です。

確かにあの暴言は問題視されてますが「市政の立て直し」をようやく成りかけたので、「これでつぶすのはもったいない」てことのようで。

あと、明石よりも姫路はもっとエゲツナイですよ・・・


私は、少々複雑な気分です・・。

Posted by 遍照飛龍 at 2019年03月22日 19:53
おぉ、そうなんですか。

この件については、別の情報提供者から市長が怒鳴りつけたという市幹部も相当な札付きであるという話をいただき、色々一筋縄ではいかないところなのだろうなぁと思っている次第です。

奈良選出の議員の秘書をしていましたから、色々想像できちゃうんですよね。
Posted by ケン at 2019年03月23日 11:48
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