2019年05月03日

WaW Hell's Gate コルスン包囲戦

World at War第57号の「Hell's Gate コルスン包囲戦」をプレイ。
ご丁寧に日本で日本語訳が付いたものを買ってきてくれているのだから、断るのも悪いだろう。
というか、実は自分も持っている。だが、ルールとユニット数を見て、「プレイ可能かもしれないけど、超面倒そう」と思ったため、放置していた。
ユニット数は280と多いわけでは無いのだが、その全てを動かして攻撃に参加させるくらいの勢いなのだ。

1944年1-2月のドイツ南方軍集団戦域におけるコルスン包囲戦をシミュレートしたもので、「小スターリングラード」とも言われる。ドイツ軍の包囲突破・救出作戦と、これを阻止するソ連軍の戦いとなる。
DG社でシリーズ化している「Fire & Movement」システムを使用、戦力比ではなく戦力差で損害を出すわけだが、砲兵支援や航空支援の援護値がランダムで、限りある支援をいつどこでどれだけ使うかがカギとなる。
1へクスは1.6km、ユニットは大隊-旅団規模。

今回もZさんとプレイし、私はドイツ軍を持つ。
しかし、初期配置からしてソ連側はかなり堅く、隙が無い。しかも皆2ステップあるので、どう見てもすぐには抜けない。しかも、ソ連軍の戦車ユニットはほぼドイツ軍と同じくらいの戦力を持っているため、下手すると逆撃を食らう恐れがある。しかも、ソ連側は移動制限こそあるものの、予備選戦力も豊富だ。
コルスンまでの距離は決して遠くないが、初めから行ける気がしない。

「Fire & Movement」システムでは、戦闘の際、まず攻撃側が砲兵か航空の支援を使うかどうか宣言(ランダムで一枚引く)、その後、防御側も同様に宣言、続けて二枚目の使用不使用について攻撃側と防御側が宣言して、そこでようやく戦力が確定する。これだけでも戦闘処理に相当時間がかかる。
しかも、スタック禁止で1ユニットの戦力は歩兵で3〜5、戦車で5〜10なのだが、支援チットの値は3〜10と下手すると支援値の方が多くなってしまう。
まぁ1944年の東部戦線は「こんな感じ」なのは分かるが、これでは支援効果を使う駆け引きがメインのゲームになってしまっている。
しかもやたらと「EX」結果が多く、下手すると半分はEXなので、次々とダメージが入る。退却結果が出れば、結果に応じて2〜3ヘクス前進できるが、退却結果が少ないことと、戦力に余裕のあるソ連軍は「断固たる防御」で阻止してしまうため、ほとんど一歩ずつしか進めない。

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コルスンで包囲される独軍

案の定、6時間ほどプレイして3ターンまでしか進まず、ケン先生的にはかなり頑張ったつもりだったが、3ターン終了時には主な装甲部隊は裏返っていて、攻撃力が大幅に低下、ソ連側もそれなりに損害は受けていたが、予備戦力や包囲を縮めたこと余剰した戦力でまかなえる程度だった。
続けることは可能だったが、すでに裏返った独軍装甲に対してソ連軍戦車が反撃を始めるような有様にあり、「史実ラインまで届けば御の字」と判断し投了した。

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3ターン終了時

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コルスン側からの突破も試みたが、やっぱりダメ。

史実再現性は高いかもしれないが、ゲームとしては色々どうよと思わせる作品である。
posted by ケン at 11:00| Comment(0) | ゲーム、囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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