2019年05月02日

99周年、メーデー万歳!

メーデー万歳!

The_1st_Labor_Day_in_Japan.JPG

日本の第一回メーデーは1920年に東京上野で開催、八時間労働、失業防止、最低賃金制度が掲げられた。八時間労働制は未だに実現していない。
正確を期すなら、失業が最小限に抑えられているのは無権利状態の非正規雇用が就業者の四割を占めているからであり、また最低賃金は最低生活を保証する金額以下に留まっている。

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1931年第12回メーデーのポスター

また今年はILO(国際労働機関)結成から100年でもある。
しかし、日本政府は現在に至ってもなお、ILOの国際労働条約第1号「8時間(週48時間)労働制の導入」(1919年)を批准していない。

1917年5月にロシア・ロスラヴリ市でストライキを決行した女性帽子職人組合が要求したのは、「一日八時間労働」「賃金50%アップ」「週休2日」「有給休暇」等だった。

2019年の日本を見た場合、「一日平均十時間労働」「一日平均一時間二十分の無給残業」「有休取得率50%(うち約20%は有休労働か、会社のイベント動員)」「通勤二時間以上」という具合。
労働組合の組織率は17%と5分の1を割り、労働力価値は資本によって一方的に買いたたかれる状態に置かれている。
posted by ケン at 12:00| Comment(3) | 労働、経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
立場の弱い労働者は団結しなければ資本家に搾取される一方だというのに
中には愚かにも資本家のプロパガンダに騙されて何故か労働組合を忌み嫌う労働者までいる始末ですからねえ
それでブラックだなんだ言ったって自業自得ってもんですよ
Posted by at 2019年05月02日 20:02
私が一時期講師をしていた私立の中高ではメーデーの日には非常勤・専任の別無く、全ての教員に金属製のお菓子箱が配られ、いたく感動しました。
定時が8時〜15時、実質労働時間6〜7時間で、夜には警備員が教員を職員室から追い出しに来る素晴らしい学校でしたが、こういう組合が強い学校は日本に果たして何パーセントあるのか。
毎年この時期になると、高校生には英語よりも労働法制と社会主義の歴史的意義に関する授業を必須にしたくなります。
Posted by 学鳩 at 2019年05月03日 04:08
まぁ現実には労働組合の本義を忘れて資本と癒着するダラ幹もあれば、全くやる気の無い組合もあるので、なかなか難しいところです。「組合に言っても話も聞いてくれない」という話は永田町で何度も聞きましたから。

組合が機能しているところは、たとえ右派組合でも待遇面はきちんと守られるので、基本的に労働組合としてはそれで良いのだと思います。

空気と同じで、先達が得た権利は、後輩としては何かを犠牲にしてまで守ろうとは思わないものです。
言ってしまえば、社会主義がどうのと言うヤツは問答無用で年金と健康保険の権利を剥奪してやれば、やがて価値が分かりますよ。
Posted by ケン at 2019年05月04日 16:34
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